USDtがThe Open Network（TON）に対応！

 

USDtがTONに対応: ピアツーピア決済の効率が向上

世界最大のステーブルコイン、USDtが、TelegramのThe Open Network（TON）に対応開始しました。

TON上でネイティブUSDtトークンをローンチすることで、月間9億人のアクティブなTelegramユーザーに、グローバルなピアツーピア決済という新しいWeb3体験を提供できるようになります。TON財団は、今回の統合をデジタル通貨を世界中の人にとって実際に役立つものにするための、Web3分野における大きな一歩だとみなしています。Tetherにより、デジタル通貨の最も一般的な使用例のひとつである、ピアツーピアの支払いが可能になります。仲介者も国境も制限もありません。

TetherのCEO、Paolo Ardoino氏は以下のように述べています。「オープンな分散型インターネットとボーダーレスな金融システムというビジョンの裏付けとなる、この統合を大変嬉しく思っています。 TONへのUSDtの統合により、従来の金融システムにも匹敵するシンプルかつ、シームレスな送金がグローバルに実現されます。この統合は、ブロックチェーン空間全体でオープンな金融インフラを強化するという弊社の使命をさらに推し進めるものです」

この取り組みは、暗号資産をすべての人の手に届け、Web3サービスをTelegramユーザーの日常生活にシームレスに統合するというTONの使命を支援します。ユーザーのニーズに合った価値あるアプリケーションを提供することでのみ、デジタル分野は何十億ものユーザーを獲得できます。この統合は、グローバルに普及する可能性を持つ最初の実用的なユースケースの1つとなるでしょう。TONはTelegramと統合し、Tetherとのパートナーシップにより、数億人の暗号資産ユーザーをWeb3に迎え入れることが可能になります。

なお、TONのUSDtは、米国本土、米国領土のユーザー、米国市民、Tetherの利用規約で定義された禁止国のユーザーは利用できないためご注意ください。

 

USDtとは？

Tether（テザー）としても知られるUSDtは、1日の取引高が850億ドルを超え、時価総額が1,060億ドルに達する、最も利用され、最も知られたステーブルコインです。USDtトークンは、米ドルと1:1でペッグされており、Tetherの準備金によって100%裏付けられています。この1:1のペッグによりUSDtは安定した価値を有し、他の不安定なデジタル通貨とは一線を画します。この安定性は、日常的な取引やトレード、送金、他のデジタル通貨の価格変動に対する保護に欠かせません。この安定性により、USDtは取引所、DeFi、ピアツーピアの取引に使用できます。

USDtの一般的な用途

￮       ヘッジ：安定した資産として、USDtは暗号資産の価格変動リスクを軽減します。

￮       日常的な取引：その安定性により、オンラインショッピングや支払いなどの日常的な取引に適しています。

￮       国際送金：TONのUSDtにより、低手数料かつ即時取引を実現でき、国際取引がより簡単かつ経済的になります。

これまで、USDtは大規模なユーザーにシンプルかつ使いやすいグローバルな支払い体験を提供できるプラットフォームとマッチしたことはありませんでした。

 

デジタル金融における新時代の始まり

TONのUSDtのローンチは、デジタル金融における大きな進展を示します。TONの効率性、スケーラビリティ、セキュリティと、Telegramの普及力、および9億人以上のユーザーベースが組み合わさり、USDtのユーティリティとアクセス性を向上させるための理想的な環境を提供します。

TONのUSDtの利点：

￮       シームレスなTelegram統合：TONのUSDtはTelegramにシームレスに統合され、ユニークで使いやすい体験を提供します。これにより、TONはUSDt取引に最も便利なブロックチェーンとなります。この統合により、TelegramユーザーにとってDeFiがよりアクセスしやすく、理解しやすくなります。

￮       取引手数料の低減：TONはすでに最も手頃なレイヤー1ネットワークの1つですが、USDtにより、手数料がさらに低減します。TONの開発チームにより、Tetherのスマートコントラクトが最適化され、他のジェトンと比べて3倍安価になりました。2人のUSDtユーザー間の取引は、わずか0.0145 TON（約0.10ドル以下）に固定されています。

￮       高速かつスケーラブル：TONの高いスループットと迅速な確認時間により、USDtの取引はこれまで以上に迅速に処理されます。

さらに、TelegramのTONベースのウォレットでは、世界中のTelegramの連絡先にUSDtを手数料なしで即座に送金することができます。 銀行振込、カード、P2Pなど取引所とオンランプがローンチ時に利用可能であり、オフランプもまもなく追加され、TONおよびTelegram上での暗号資産のグローバルなエントリーおよびエグジットが可能となり、Telegramユーザーにとって重要なWeb3ゲートウェイとなります。このTelegram内での国境を超えたUSDtの体験は、ビットコインの創設者であるサトシ・ナカモト氏が描いた「仲介者のいない純粋なピアツーピア電子マネー」のビジョンをシンプルな形で実現するための大きな一歩です。

 

TONエコシステムにおけるUSDtのメリット

TONコミュニティは、USDtをTelegramのウォレットやTONエコシステム全体に統合することで、USDtの取引体験が大幅に向上し、他のブロックチェーンソリューションとは一線を画すようになります。ユーザーは初めて、エコシステム内でネイティブなTONステーブルコインを活用し、Telegram内で任意のグローバルな連絡先に無料で送金できる利便性を活用できるようになります。オンチェーンウォレットでは、ユーザーはネットワーク手数料のみを支払い、隠れたコストやマークアップはありません。オンチェーンのガス代もローンチ後すぐにUSDt-TONで支払えるようになります。

TONのUSDtにより、暗号資産初心者が取引を始めやすくなるでしょう。デジタル通貨の利点と従来の法定通貨の安定性を組み合わせることで、暗号資産の体験が大幅に簡素化され、初心者にとってDeFiをTelegram上で発見するための安全な基盤が提供されます。

 

1,100万ToncoinのUSDtローンチインセンティブ

真の暗号資産ローンチには大規模なインセンティブが欠かせません。本件が世界最大のステーブルコインのローンチであり、世界最大のインスタントメッセンジャーサービスの1つで、世界最速のブロックチェーンの1つであることを考えれば、このインセンティブは特別なものである必要がありました。

TONのUSDtのアーリーアダプター向けインセンティブとして1,100万Toncoinが提供されます。

￮       500万Toncoin：専用ウォレット、Wallet in Telegramに、USDtを購入または入金すると、入金額に対して利回りを獲得できます。

￮       500万Toncoin：TONの二大DEXであるSton.fiとDeDustの流動性プール向けの報酬。ToncoinとUSDtを同額供給し、利回りを獲得できます。

￮       120万Toncoin：TONの主要な中央集権型取引所パートナーでの無料引き出しに利用可能。USDtや他のTONベースの資産を購入し、TONに無料で引き出せます。

すべてのインセンティブは期間限定で提供されます。終了後に、再提供されることはありません。

TONのUSDTは、米国本土および米国領に居住するユーザー、ならびにTetherの利用規約で定義されている米国および禁止国の市民の方はご利用いただけませんのでご注意ください。