ソニーのブロックチェーンSoneiumがTransakと提携し、グローバルな法定通貨オンランプサービスを提供

Web3決済インフラプロバイダーのTransakは、Sony Block Solutions Labsが開発したEthereum Layer 2であるSoneiumと提携し、新しいブロックチェーンプロジェクトへの一般ユーザーのオンボーディングソリューションを提供します。

SoneiumとTransakの統合は、特にゲーム業界に影響を与え、「ゲームコミュニティ内でのブロックチェーン技術のより広範な採用を促進する」ことが期待されており、新たな収益化の機会を生み出す可能性があると、会社のプレスリリースで述べられています。

「このコラボレーションは、Web2とWeb3のギャップを埋め、ゲームやエンターテインメントなどの業界に革新的なソリューションを提供し、ユーザー体験を向上させ、デジタルトランスフォーメーションを推進するという我々のコミットメントを強調しています」と、Transakの共同創設者兼CEOのSami Startはプレスリリースで述べています。

製品を使用するゲーマーは、Transakによって可能にされた従来の支払い方法を使用して、ゲーム内資産やNFTを購入、転送、取引することができます。

Sony Block Solutions LabsのディレクターであるSota Watanabeは、Transakの「複数の業界向けの専用ソリューションが、開発者に革新的なソリューションを構築する力を与え、Soneium上での画期的なプロジェクトの開発をサポートすることを楽しみにしています」と述べました。

Transakは、160カ国で運営され、350以上のアプリケーションを支え、570万人以上のユーザーを誇るWeb3決済インフラプロバイダーです。7月には、Uniswapウォレットのフィアットオンランプサービスを促進するためにUniswapとのパートナーシップを発表しました。

Soneiumブロックチェーンは、消費者向けアプリケーションを構築するために設計されたOp Stackに基づくEthereum Layer 2です。これは、ソニーグループ株式会社とStartale Labsの合弁事業です。Circle、Optimism、Alchemy、The Graph、Chainlink、Astar Networkは、ネットワークの初期実験者となります。