ゴールドマンやBNYメロンなどの大手金融機関 ブロックチェーンを使ったパイロットテストに参加
金融大手のゴールドマン・サックス、BNYメロン、Cboeグローバル・マーケッツがブロックチェーン技術を使用した大規模なパイロットテストを完了した。
ブルームバーグの 3月12日の報道 によると、機関投資家は「カントン・ネットワーク」を通じて、トークン化資産、資金登録、デジタルキャッシュ、レポ取引、証券貸借、マージン管理などの分野で350件を超えるシミュレーション取引を実行した。パイロットテストには、15の資産管理会社、13の銀行、4つのカストディアン、3つの取引所、そしてステーブルコイン発行者であるパクソス・トラストが参加した。
カントンネットワークの 12日の発表 によれば、45の組織から155の参加者が、同社の台帳に接続された22のパーミッション型ブロックチェーンを通じて決済を実証したという。
2023年3月に設立されたカントン・ネットワークは、機関投資家向けに設計されたプライバシーを保護する相互運用可能なブロックチェーンネットワークだ。このブロックチェーンは、金融機関が規制された資産、データ、現金をリアルタイムで相互に移動することを可能にする。開発者は「カントン・ネットワークでは、デジタル債券とデジタル支払いを2つの別々のアプリケーション間で1つのアトミック取引に組み合わせることができ、運用リスクなしに同時交換を保証する」と書いている。
カントン・ネットワークの現在の参加者にはデロイト、ドイツ取引所グループ、マイクロソフト、ムーディーズ、SPグローバルなどがある。
過去1年間で、トークン化は金融機関から大きな関心を集めている。2月7日には、スイスの多国籍銀行UBSの香港子会社が、地元の仮想通貨取引所OSLと共に、中国のスマートフォン大手シャオミの株式のオプションコールワラントをイーサリアム上で トークン化した 。
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