ドージコインが上昇 仮想通貨取引所コインベースのニュースを好感か
ドージコインが強気相場を継続している。15%の上昇を見せ、ドージコイン価格は0.1543ドルにまで価格を戻す展開となった。
各アルトコインの価格反発を見せる仮想通貨市場においてもドージコインの上昇は力強い。
ドージコインの価格は先物建玉の増加やクジラの活動増加の影響を受けている。
米大手仮想通貨取引所コインベースのニュースに反応
米大手仮想通貨取引所コインベースはドージコインとライトコイン、ビットコインキャッシュの先物取引を導入する準備を進めている。そのニュースが公表されたのちにドージコインは上昇を開始した。
関連記事: 仮想通貨取引所コインベース ドージコインの先物商品のローンチを計画
3月7日コインベース・デリバティブズは商品先物取引委員会(CFTC)にドージコインの月次現物決済先物取引を申請した。
申請の中でコインベースは契約の規模、決済方法について説明をしている。コインベースは、CFTCのガイドラインに従う形で、「自己認証」の方法を用いて先物契約を立ち上げるとしており、4月1日以降にドージコインなどの先物取引をローンチする計画だ。
ドージコインの先物建玉が上昇
コイングラスのデータによるとドージコインの先物建玉は過去24時間で27.5%の増加を記録した。この急上昇を受け、先物建玉は10億ドルの大台を超え、記事執筆時点では11.7億ドルで推移している。
建玉はオプション契約のオープンポジション数を指し、資産の流動性、需要、値動きの洞察が得られる。ドージコインの先物建玉の増加はプロトレーダーのミームコインへの関心を反映し、プラスの影響となっている。
クジラの活動がドージコインの上昇を後押し
最新の仮想通貨の市場調整で数十億ドルが清算された後に、ドージコインは0.125ドルまで下落し、週足で10%下落している。しかし、クジラの取引量増加はドージコインにとって強気のシグナルとなる。
クジラの取引は10万ドル以上のドージコインの送金を伴う大規模な取引である。
オンチェーンデータ分析会社イントゥ・ザ・ブロックによると10万ドルから100万ドル相当のDOGE取引数は過去24時間で約92%増加している。
ドージコインのトランザクション数が過去30日間で600%以上増加していることもデータで示されている。
イントゥ・ザ・ブロックは3月21日に投稿したXの投稿で下記のように述べている。
「これは大幅な増加であるだけでなく2021年5月のドージコインの大口投資家のトランザクションの最高数を更新している」
クジラの活動増加は、大口投資家がネットワークに信頼を寄せていることを示し、ミームコインの時価総額変動と関連性を持っている。
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