【相場分析】ビットコイン( BTC)今日の予想|日足20EMAの半年ぶりの下振れを意識した売り優勢の展開か
- 戦略まとめ
- ビットコインテクニカル分析
- 上昇シナリオ
- 下落シナリオ
- デリバティブ基本データ
- ファンディングレート(FR)・未決済建玉(OI)分析
- ロングショート比率
- 注目ニュース&相場一言アドバイス
- これまでの”半減期”過去データ分析
戦略まとめ
ビットコインテクニカル分析
BTC/USDT日足チャート
BTC/USDT4時間足チャート
BTC/USDT1時間足チャート
上昇シナリオ
本日の相場は、先日のUS時間に掛けて売り勢力をサポートする展開が続き、それによって週足以外のチャートがロング優勢にはなりにくい状況となった。
1時間足チャートを見てみると、先日からの下落トレンドによって20EMA(青ライン)は200EMA(白ライン)より下に位置するようになり、それに伴い80EMA(赤ライン)も下向きでクロスしそうな状況となっている。
4時間足は先日と同じように下落優勢の状況だが、今回注目すべきは日足である。日足EMAを見てみると、20EMAが2023年8月以来の下クロスを見せており、長期的な売りを優勢とする動きが予測できる。
そのため今後1時間足でロングを検討する場合は、価格が200EMAを上振れし、それに伴い2本の短期EMAも上向きに戻してきたタイミングとなる。半減期後の中期的な上昇を狙い場合は様子見の姿勢が継続しそうだ。
エントリー:1時間足200EMAを上振れして、短期EMAが上昇傾向を見せた時に押し目買い(63,000ドル付近)
利確:65,150ドルで反発されたとき
損切り:エントリー時の直近安値を実体で超えた時
下落シナリオ
本日の相場を見る限り、62,000ドル付近でのショートでのエントリーが検討できそうだ。
先日のUS時間に掛けて売りをサポートする動きとなり、1時間足チャートはこのまま上昇トレンドになることなく、80EMA(赤ライン)が200EMA(白ライン)を下振れると考えると、戻り売りポイントは62,000~61,000ドル付近となる。
では次に4時間足チャートに注目してみると、先ほどの1時間足戻り売りポイント付近に下向き80EMAが位置しており、もう間もなく20EMAも下振れようとしている。
この2つの時間足ポイントが重なっていることや、日足チャートの20EMAが23年8月ぶりに下クロスしていることなどの要因があることから、このポイント付近で売り勢力が集まることに期待が出来そうだ。
エントリー:1時間足80EMAが下振れ後に、戻り売りしたとき
利確:週足20EMA56,800ドルで反発されたとき
損切り::エントリー時の直近安値を実体で超えた時
デリバティブ基本データ
取引高 | -7.87% | $48.49B |
未決済建玉(OI) | -1.86% | $29.39B |
オプションの出来高 | -39.73% | $625.97M |
オプションの未決済建玉 | +2.18% | $10.24B |
24時間の間に清算されたロング | $21.41M | |
24時間の間に清算されたショート | $9.26M |
参照: https://www.coinglass.com/ja/currencies/BTC
ファンディングレート(FR)・未決済建玉(OI)分析
参照: https://www.coinglass.com/tv/Binance_BTCUSDT
ロングショート比率
24時間ロングボリューム | -3.18% | $23.04B |
24時間ショートボリューム | -4.91% | $24.01B |
参照: https://www.coinglass.com/ja/LongShortRatio
注目ニュース&相場一言アドバイス
日足20EMAの半年ぶりの下振れを意識した売り優勢の展開か
本日の相場で注目すべきポイントは”日足チャートの20EMAが23年8月ぶりに80EMAを下クロス”したことである。現在、長期的に上位ょうトレンドが続いているBTC相場にとってこの動きは売り勢力を後押しするキッカケとなりそうだ。
また、本日の正午に公開された”ドナルド・トランプの仮想通貨に対する肯定発言”も、多くの投資家から注目を集めるニュースとなった。
これまでトランプ氏は「仮想通貨は詐欺的存在である」と考えてきたが、その思考が反転したことは、今後アメリカ大統領に就任した際の仮想通貨市場を急加速する要因になる可能性が高いと多くの投資家が考えているようだ。
今後の動向としては、アメリカ経済状況とビットコインの連動性に加え、ビットコイン半減期後の上昇トレンドシグナルに多くの投資家は注目すべきである。
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これまでの”半減期”過去データ分析
これまでの3つのデータから、今回の半減期後にビットコインの価格が急上昇するのは「半減期を迎えた50~100日後になる可能性が高い」と予測することができる。
今回のビットコイン半減期は2024年4月20日に行われたため、”2024年6月9日~7月30日”の間でビットコイン価格が急上昇する可能性がありそうだ。
これまでのビットコイン価格は、過去の半減期後に最高値を毎回更新してきた。今回もまた、多くの著名人が中期的な上昇相場になっていくことを予測しているため、多くの投資家は半減期後すぐにこれまでと同様の強気相場となっていくと考えていたようだ。しかし、実際に注目すべきタイミングは半減期直後ではなく、もう少し先の”2024年6月9日~7月30日”の間であると、多くの投資家が考察している。
半減期後の値動きなどに関する詳細情報は、画像と共に下記の記事で紹介しているので、中期的上昇を期待している方は確認してみてください。
免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
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