イーサリアムの現物ETFの承認間近?今後のターゲットは?【仮想通貨相場】
著者 DMM Bitcoin マーケットレポート
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・直近のBTCとETHの値動き
上図は、2024/4/12~5/22のBTC/JPYとETH/JPYの価格変動率である。
4/20のビットコイン(BTC)の半減期イベント後、材料不足による価格推移が見られた中、4/30には香港証券取引所でBTCとイーサリアム(ETH)の現物ETFの取り扱いが開始された。
あらかじめ米国市場ほどの大きな反応は期待されていなかったものの、初日取引高が伸び悩んだこともあり、失望売りが価格下落に繋がったと思われる。
また、4/30にFOMCを控え、雇用コスト上昇や消費者信頼感の低下が意識され、米国株式市場は1~2%下落しており、これらの影響を受け、BTCは950万円付近から、5/1に900万円付近まで下落した。
しかし、米国における4月の消費者物価指数(CPI)が概ね予想通りの結果となり、インフレの落ち着きから利下げ期待が広がり、5/15米国株式市場はSP総合500種とナスダック総合がともに1%超上昇した(5/16 ロイター)。
その影響もあり、950万円付近で推移していたBTCは、5/15に再び1,000万円台まで価格を戻した。
ETHに関しても、BTCに連れられ、5/17に48万円まで価格を上昇させたが、さらに5/20には価格を55万円まで高騰させ、BTC以上の伸びを示した。
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