イーサリアムのクジラがバイナンスから1万6449ETH（約5030万ドル相当）を引き出したことが確認された。この大規模な取引は、イーサリアムの価格が3000ドルを超えて反発したタイミングで行われた。

オンチェーンデータプロバイダーの スポットオンチェーン によれば、このクジラの活動は初めての大規模なETHの蓄積を示しており、注目を集めている。全額は新しいウォレットに移動され、現在も保持されている。

スポットオンチェーンはXでの投稿で、この大規模な移動がイーサリアムに対する強気のシグナルとなるかどうかを疑問視している。

ただイーサリアム上場投資信託（ETF）の導入は機関投資家の関心と投資を増加させ、イーサリアムの価格を押し上げる可能性がある。最近のクジラの活動とETFのローンチ予定は、イーサリアムに対する関心の高まりと潜在的なボラティリティの証拠だ。

ETHの価格は7月9日に10.11%上昇し、前日の約2830ドルから3113ドルに達した。

資産運用会社のバンエックと21シェアーズは、米証券取引委員会（SEC）にS-1申請を修正し、イーサリアムETFの上場および取引を開始するための手続きを前進させている。

21シェアーズもイーサリアムETFの修正版を提出した。どちらの提出書類も米国の取引所での正確なローンチ日を明示していないが、「登録の有効日後、できるだけ早く」ETFをローンチする予定だと記載されている。

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