インフォメーションの報道 によれば、アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)の共同創業者であるマーク・アンドリーセン氏とベン・ホロウィッツ氏が、元大統領ドナルド・トランプ氏のホワイトハウス再挑戦を支援するために大規模な寄付を行う計画を発表した。

この発表は、共同創業者らがa16zの従業員に内部メールで共有したもので、トランプ氏がオハイオ州選出の上院議員J.D.バンス氏を副大統領候補に選んだ直後に行われた。アンドリーセン氏とホロウィッツ氏はこれまで、11月の米国大統領選挙でどの候補を支持するか明かしていなかった。

フィナンシャル・タイムズ によれば、アンドリーセン氏とホロウィッツ氏は、トランプ氏を支持するために「アメリカPAC」という政治行動委員会(PAC)に寄付を行ったベンチャーキャピタリストやテクノロジー業界の幹部の中に含まれているという。このアメリカPACはシリコンバレーの内部からこれまでに約900万ドルを集めたとされている。

トランプ氏がバンス氏を副大統領候補に選んだことで、シリコンバレーにおける共和党大統領候補の支持が一層強まっている。

テスラのイーロン・マスクCEOは、日曜日にトランプ氏への支持を公式表明した直後、X上でバンス氏を副大統領候補に決めたことを「素晴らしい決定だ」と投稿した。

バンス氏は元ベンチャーキャピタリストであり、上院の中でも仮想通貨の強力な支持者として知られている。コインベースが設立したロビー団体であるスタンド・ウィズ・クリプトによると、バンス氏は仮想通貨業界の強力な支持者として評価されている。

a16z共同創設者 バンス氏の副大統領候補指名を受けてトランプ支持を表明=報道 image 0 Vance is endorsed by crypto industry lobbyists. Source: standwithcrypto.org

a16zは2013年以来、Web3業界に70億ドル以上を投資しており、2022年には45億ドルの資金を集めた第4ファンドをクローズした。同社の仮想通貨ポートフォリオには、アバランチ、コインベース、アイゲンレイヤー、リド、メーカーダオ、オプティミズム、ユニスワップなどがある。

6月にバンス氏は、仮想通貨業界で支持された「21世紀のための金融イノベーション・テクノロジー法(FIT21)」よりも仮想通貨に友好的な上院法案の草案を配布したとされている。また、米証券取引委員会による仮想通貨企業への行動を強く非難している。

トランプ氏は5月以来、仮想通貨業界に対して積極的に秋波を送っている。トゥルース・ソーシャルという自身のメディアプラットフォームで「米国は仮想通貨分野でリーダーでなければならない、二番目はない」と宣言した。共和党は7月初めに仮想通貨支持の立場を追加した。

PR記事「仮想通貨取引所ビットゲット(Bitget) 口座開設キャンペーンと夏の大感謝祭を開催! 抽選で10名様にビットコイン1万円贈呈先着200名に3000円相当ボーナス&取引量達成でロレックスやiPadなどの景品と交換可能【7月最新】」