ステーブルコインを発行するテザー社は7月31日、2024年上半期に52億ドルの過去最高益を計上し、米国債の保有量も過去最大に達したと 発表した 。

テザー社の米国債ポートフォリオは現在、約976億ドルにのぼる価値がある。この米国債保有額の増加は、ステーブルコインのテザー(USDT)の拡大を反映している。テザーによれば、USDTは流動性の高い米ドル建て資産で1:1の割合で裏付けられている。

A chart showcasing USDY and BUIDL’s market share of tokenized Treasury products. Source: Bluechip

バイナンスによると 、USDTの時価総額は約1140億ドルで、テザー社の総準備金1180億ドルをやや下回る。テザーの米国債の規模は、ドイツ、アラブ首長国連邦、オーストラリアなどを上回っている。さらに、英国とケイマン諸島に次いで、3ヶ月米国債の購入額で3位にランクインしている。「USDTの採用拡大の軌跡を考えると、テザーは来年には1位になる可能性がある」とテザー社は語った。

テザー社はまた、6月30日時点での連結純資産が119億ドルにのぼると発表した。テザーは第2四半期には約83億ドルのUSDTを発行した。USDTは継続的に発行され、償還されている。

テザーのバランスシートは、同社がステーブルコイン業界での安定性と流動性をリードし続けることを可能にし、人工知能、バイオテクノロジー、通信などの異なる分野での専門知識を提供することを可能にしていると、テザーのCEOパオロ・アルドイーノ氏は述べている。

テザーは利益の一部を持続可能なエネルギー、ビットコインマイニング、データ、AIインフラストラクチャ、P2P通信技術、ニューロテック、教育などの隣接産業に再投資しているという。

テザーや競合のUSDコイン(USDC)などのステーブルコインは、より迅速かつ安全な国際送金の需要によって急速に普及している。

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