ビットコイン、5万ドル以下まで下落か|10xリサーチ予測
暗号資産(仮想通貨)調査会社である10xリサーチは2日、米国経済とビットコイン(BTC)の関連性を示したレポートを 公開した。
同レポートでは、米国市場が予想よりも悪い状況となれば、ビットコインの価格は5万ドルを下回る可能性があると述べている。
ビットコインや イーサリアム(ETH) 含む仮想通貨市場はこのほど、株式市場の下落したことも受け、時価総額の急落に見舞われている。
景気後退の懸念が再燃
米労働省労働統計局(BLS)は2日、アメリカの雇用情勢を表す指標である米国雇用統計を発表した。
そこでは、失業率は4.3%を記録し、4ヶ月連続での上昇となりっていた。また、農業分野以外の就業率も、市場予想を大きく下回っていた。
これにより、米国の景気後退への懸念が再燃し、株式市場に影響を与えている。
堅調なパフォーマンス見せていた株式市場
株式市場は以前、堅調なパフォーマンスを見せており、供給管理協会(ISM)が測定する主要指標であるISM製造指数が高まっている。
しかし同レポートは、この上昇がAIの誇大宣伝、新型コロナウイルス(COVID-19)の蔓延、積極的な政府支援によって「人為的」に作られたものであると述べている。
そのため、「ビットコインは、歴史的にISM製造指数がピークに達したときに急激な調整を経験してきた。もし景気後退に近い状態が起きれば、株価は今後数四半期にわたって大幅に下落する可能性が高い。」という。
マイニング難易度も上昇
さらに同レポートでは、ビットコインの採掘(マイニング)難易度の上昇も、価格に影響を与えるだろうとしている。
ギャラクシー・デジタルのアレックス・ソーン研究員は、ビットコインの採掘難易度が10.5%と過去最高に達したと投稿した。
これによって、「ビットコインを保有するか否か」の判断に影響する可能性があるという。
免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
こちらもいかがですか?
トランプ氏、元Bakkt CEOケリー・ロフラーに農務長官の役職を提供する見込み
ドナルド・トランプ氏は、暗号通貨企業Bakktの元CEOであるケリー・ロフラー氏を農務省の長官に任命する準備を進めています。ロフラー氏は元上院議員であり、トランプ氏の就任チームの共同議長を務めています。彼女の夫は、NYSEの所有者でありBakktを設立し、主要株主であるインターコンチネンタル取引所(ICE)の現CEOです。フィナンシャル・タイムズは今週初め、トランプ氏のソーシャルメディア企業が全株式取引でBakktを買収するための交渉を進めていると報じました。
あるアドレスは、わずか 3 時間で 750 倍の収益率で FATHA を取引し、約 250 万米ドルの利益を上げました。
今日のパニックと貪欲指数は 93 とわずかに低下しましたが、レベルは依然として極度の貪欲と評価されています。
ラウル・パル、ソラナ(SOL)ラリー続行:新ATHとETF申請