FRB低調な雇用統計でハードランディングリスクに直面
先週金曜日に発表された米雇用統計は予想大きく下回るサプライズ級の数字であり、加えて米国は中東に艦船や戦闘機派遣へ動きビットコイン相場に大きく影響を与えている。
米雇用統計がBTC相場に影響
ウォールストリートジャーナルによると、先週金曜日に発表された米雇用統計は予想大きく下回るサプライズ級の数字だったと 判明した 。発表された瞬間、ビットコイン相場は上昇。しかしこれはただ単純に弱い数字が出た際に、発表を待ち構えていたトレーダーの買いの判断による影響だ。
10分もしないうちにリセッション入りするという弱気気配が米株指標などに現れ、ビットコイン相場を大きく下げた。ただ同時に米ドルも安くなっているので、長い目で見ればビットコインにとってはプラスである。とはいえ、クジラたちが大きく買いに走っているので、売り需要ばかりが満たされる結果となり相場が下がった。
この記事を書いたのは、いわゆる「観測気球記者」として高名なニックティミラス氏だが、「シティとJPモルガンは現在FRBが9月に50bps、11月に50 bps、そして12月に25 bps利下げすると予想している」と公式Xで ツイートしている 。
有事の際のBTC
またブルームバーグでは、「米国防総省中東に艦船や戦闘機派遣へ―イスラエルにイランの脅威」と 報じている 。有事の際のビットコインとよく言われるが、有事初動において過去ほぼすべてのケースにおいてビットコイン相場は下げている。その後急激に反発して、そのまま強い上昇トレンドとなるケースがほとんどなのだ。
今米国を始め、欧州各国が在レバノンの自国民に対し避難命令を出し、戦争勃発を懸念している。この事象も週末、ビットコイン相場の続落に影響を及ぼしていたのだろう。
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