メタプラネット、ビットコイン最大85億円分の追加購入へ
日本の投資会社であるメタプラネットは6日、最大85億円を暗号資産(仮想通貨)のビットコイン(BTC)購入に充てる計画を 発表した。
同社は、全株主に無償で新株予約権(1株あたり555円)を付与し、約100億円分の資金を調達する。調達した資金は、社債返還に10億円、ビットコイン購入に85億円、運転資金に5億円に割り当てられるという。
ビットコイン購入は、価格の急騰などした場合を除き、2024年末までに完了させることを目指す。
7度のビットコイン購入
同社は6月、日本の経済危機(長期実質マイナス金利や円安など)に対応することを目的として、ビットコインを購入することを発表した。
その後、同社の債権発行による資金調達も行いながら、すでに10億円分のビットコイン購入も完了させている(7月22日)。
メタプラネット、ビットコイン10億円の購入完了|株価も上昇
同社はこれまで、合計7回(4月23日、5月10日、6月11日、7月1日、7月8日、7月16日、7月22日)に渡りビットコインを購入しており、執筆時点で245.992BTCを保有している。
国内のビットコインコミュニティ活性化へ
また、同社は7月、大手仮想通貨メディアのビットコインマガジンと提携し、「ビットコインマガジン・ジャパン」の独占運営権を獲得した。
これによって、日本国内向けの情報コンテンツを拡充し、国内のビットコインコミュニティの成長を促進することを目指している。
メタプラネットがビットコインマガジン日本展開権取得
メタプラネットの株価は大きく変動
同社の株価は、7月末に3000円まで高騰を見せた。
しかし、2日の米国雇用統計の結果発表を受け、株式市場および仮想通貨市場は大幅なボラティリティを見せている。BTC価格は、一時5万ドルを割り込む場面も見られた(執筆時点では約5万7000ドルまで回復)。
その影響を受け、同社の株価は、執筆時点で600円台まで 下落している。
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