仮想通貨銀行アンガレージ、ソラナへのアクセス範囲を拡大
米大手暗号資産(仮想通貨)銀行を運営するアンカレージは6日、ソラナ関連(SPL基準)トークンの保管に対応したことを 発表した。
SPLトークンとは、ソラナ(SOL)ブロックチェーン上で稼働および使用されるデジタル資産だ。
これまで同社は、ネイティブのソラナ(SOL)トークンのみ保管を受け入れていたが、今回SPLトークンの保管も可能となった。
まずは、一部のトークンのみの保管を可能とし、今後顧客のニーズなどに合わせて対応トークンを追加していく予定だ。
機関の市場参入を支援
同社は、機関や投資が、仮想通貨の保管、ステーキング、取引、ガバナンス、決済などへのアクセスを可能とするプラットフォームだ。
同社の運営するアンカレッジ・デジタル・バンクは、米国で唯一の連邦で認可された仮想通貨銀行となっている。
またこれまで、大手ベンチャーキャピタルのAndreessen Horowitz(a16z)や決済大手会社Visaなどから資金調達を完了させている。
同社は、2022年からネイティブSOLの保管に対応し、2023 年からはSOLのステーキングにも対応していた。 イーサリアム(ETH) エコシステムのトークンも幅広くサポートしている。
今回、SPLトークンのサポートを追加することで、機関のソラナエコシステム全体への参加を促進することができるという。
機関での採用増えるソラナ
機関や投資家は、ソラナのネットワーク需要が高まるにつれて、参入の動きを着々と進めている。
米投資会社ハミルトン・レーンは7月末、機関投資家向けファンドである「SCOPE」のトークン化をソラナで行うことを発表した。
SCOPEは、すでに5億5600万ドル以上の資産を運用しており、投資家へ年率10%の利回りを提供している。
このようなファンドがトークン化されることで、投資ハードルの軽減、流動性の向上、アクセス可能性の向上などが期待されている。
ソラナ初、機関投資家向けトークン化ファンド「SCOPE」上陸
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