BTC相場は回復基調へ|大手ヘッジファンド大量保有
ヘッジファンド大手のキャプラは5日、 ビットコイン(BTC) ETFの現物株4億6400万ドルを保有していると 報告した 。これによりBTC相場が安定した可能性がある。
大手ヘッジファンドBTC購入で市場は安定に
ロンドンを拠点とするヘッジファンドのキャプラインベストメントマネジメントは、ブラックロックとフィデリティーが発行するBTC現物ETFの株式4億6400万ドル相当を保有していると報告した。
この報告書は第2四半期6月30日時点での保有分を反映している。月曜日の午後1時11分米国東部時間時点で、キャプラが報告した前四半期末時点の保有ポジションはBTC価格が下落する中、約4億2000万ドルと評価されたことになる。
個人ユーザーがほとんどだと言われていた現物ETFだが、実際にはキャプラのような大手ヘッジファンドも購入ユーザーと分かり、市場は安心したということだろう。これが昨日月曜日に現物ETFが買われた主な要因と思われる。
ディップバイによりBTC相場が回復基調へ
暗号トレーダーのディップバイによりBTCが急落から持ち直したと 報じられた 。ディップバイとは、日本語で言うと押し目買い。株価暴落の中、トークンは月曜日に16%以上下落しており、暗号トレーダーは回復の見込みに警戒感を示しているという。
昨日日本株が下げた後、S&P 500も下落を加速させていることから、ビットコイン相場は日本市場に引きずられたことが想像できる。しかし、NY市場が開くと全戻しとなった。
現状ビットコイン相場における日本人シェアが低く、アメリカがシェアの半分近くを占めており、ここから回復基調に入る可能性が小さくない。
実際に昨日月曜日現物ETFは買いが大きく入っていたことを考慮すると、この後の欧州時間そして夜半からのアメリカ時間に4000ドル幅の大きな窓を埋めていくだろう。
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