メタプラネット、ビットコイン購入に向けた10億円の融資確保
東京証券取引所にも上場する日本の投資会社メタプラットは8日、暗号資産(仮想通貨)のビットコイン(BTC)購入に向けた約10億円の融資を 確保した 。
この融資は、年利0.1%で同社の株主であるMMXXベンチャーズから受ける予定となっており、8月8日から6ヶ月間が返済期限となっている。
この発表は、同社が全株主に無償の新株予約権を付与することで約100億円分の資金を調達し、そのうち最大85億円分をビットコイン購入に充てる計画を発表した2日後に行われた。
メタプラネット、ビットコイン最大85億円分の追加購入へ
ビットコインをポートフォリオへ組み込む
同社は5月、ビットコインを「戦略的財務準備資産」として組み込む計画を発表した。
同社はこの動きを、以下のように述べている。
「この動きは、日本の持続的な経済的圧力、高い政府債務水準、長期にわたる実質マイナス金利、その結果としての円安に対する直接的な対応である。」「ビットコインを中核資産として保有することで、同社の収益性と企業価値を大幅に高めると期待される。」
同社は、4月以降合計7回に渡りビットコインを購入してきており、執筆時点で245.992BTC(約22億円)を保有している。
今回の融資を受けることで、同社は118.5BTC(執筆時点の価格で)を追加購入できるようになる。
大幅なボラティリティを経験
仮想通貨は、2日の米国雇用統計の結果発表を受け、大幅なボラティリティを経験している。
ビットコインは一時、5万ドルを割り込む局面もあった。また イーサリアム(ETH) も、2000ドル付近まで下落している。
この下落により、イーサリアム上の分散型金融(DeFi)では、数百億円規模のポジションの清算が発生した。
仮想通貨が暴落|DeFi精算額、過去24時間で500億円以上に
その後市場は再び上昇を見せ、ビットコインは6万2000ドル、イーサリアムは2700ドル、ソラナ(SOL)は160ドルを付けた。
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