FBI、ビットコインのサトシ・ナカモトに関する記録の存在を示唆
FBIはサトシ・ナカモトに関する記録の存在を否定も肯定もしない
FBI (Federal Bureau of Investigation:連邦捜査局)はビットコイン(Bitcoin/BTC)の生みの親であるサトシ・ナカモトに関する記録がある可能性を示唆したが、肯定も否定もしていない事がわかった。
1/Sigh, this just in from the FBI, which asserts that Satoshi Nakamoto, the apocryphal creator of Bitcoin, is a “third party individual,” and can neither confirm or deny the existence of any records on this person. Typically this is their answer for requests re: non-US persons. pic.twitter.com/oFVB4hHJcJ
— Dave Troy (@davetroy) August 13, 2024
ああ、これはFBIから届いた情報です。FBIは、ビットコインの伝説の創造者サトシ・ナカモトは「第三者」であり、この人物に関する記録の存在を肯定も否定もできないと主張しています。これは通常、米国人以外の人物に関する問い合わせに対するFBIの回答です。
調査ジャーナリストのデイブ・トロイ(Dave Troy)氏は、ビットコインの生みの親であるサトシ・ナカモトに関する記録があるかどうか尋ねるFOIA(情報公開法)に基づく請求をFBIに提出。FBIはサトシ・ナカモト氏について「第三者」と呼び、記録があるかどうかは肯定も否定もしなかったことから、同氏はさらなる情報を求めるFBIの決定に異議を申し立て、次のように語った。
これはFBIから届いたばかりのもので、ビットコインの伝説の創造者であるサトシ・ナカモトは『第三者』であり、この人物に関するいかなる記録の存在も確認も否定もできないと主張している。
個人のプライバシーへの不当な侵害
FBIの見解によると、ナカモト氏に関する記録があるかどうか、確認や否定することは「個人のプライバシーへの不当な侵害」となる可能性があり、第三者に関する要請に対する標準的なものであり、記録が存在するか存在しないかの証拠として受け取られるべきではないと述べている。
FBIはナカモトに関するファイルを持っている・持っていないとも言わず、冷静のままであり、“サトシ・ナカモト”という偽名の人物が、1人の人物なのかグループ、あるいは政府機関のものであるかどうかは不明だ。デイブ氏は、FBIからもっと情報を引き出せることを期待し、FBIの決定に異議を申し立てるつもりだ。
ただし、デイブ氏は、サトシ・ナカモトの正体を暴こうとしているわけではなく、単に、FBIがビットコインの作者に関する情報を持っているかどうかを確認したかっただけであり、次のように述べている。
私は、全文を添えて、広く一般的な主題のリクエストを提出しました。したがって、これが個人であると主張するのは、私ではなく、FBI です記録のために言っておきますが、私の意図は偽名の背後にある身元を明らかにすることではなく、むしろ、FBI がこの件に関してどのような情報を持っているかを知ることです。それが何らかの形で身元を明らかにするのに役立つなら結構ですが、それが私の主な質問ではありません。
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