ポリマーケット、AI検索エンジン「Perplexity」と提携
分散型予測市場プラットフォームであるPolymarket(ポリマーケット)は13日、人工知能(AI)を活用した検索エンジンPerplexity(パープレキシティ)との提携を 発表した。
この提携によりユーザーは、Polymarketからイベントに関するニュースの要約を読んだり、Perplexityからイベントが起こる確率予測へのアクセスが可能となった。
また、ユーザーがAIチャットボットが出力したWebページの共有機能「Perplexity Pages」も使用できる。
このニュースは、決済会社大手MoonPayやニュースレタープラットフォームSubstackなどとの提携が進む中で起こった。
信頼性の高い情報にアクセス
Perplexityは、2022年に公開されたAIチャットボット型の検索エンジンだ。
ユーザーがキーワードを入力すると、Webから信頼性の高い情報を検索し、ユーザーの質問に直接回答する。
また、検索結果を出力後もユーザーに関連する質問を提案する機能も付いているため、情報収集の質を高めてくれる。
2024年3月には、有名起業家であるジェフ・ベゾス氏などから6300万ドルの調達をも完了させている。
あらゆるイベントの予測へアクセス
一方Polymarketは、選挙結果や市場動向などのあらゆるイベントの結果予測へ参加できる 暗号資産(仮想通貨) プラットフォームだ。
近年、米大統領選挙に関連した賭け市場への関心が高まっており、カマラ・ハリス米副大統領がドナルド・トランプ前大統領の勝率を上回ったことでもニュースとなった。
米大統領選、Web3.0プラットフォームでハリス氏優勢に
Perplexityの統合でユーザーは、信頼性およびリアルタイム性の高いニュース概要を利用しながら、イベントの確率予測へアクセスできるようになるという。また、別のAIプラットフォームであるTakoを使用し、視覚情報を含む回答を表示できるという。
同プラットフォームのシャイニー・コープランCEOは、今回の提携を以下のようにコメントしている。
「Polymarketは、ますますノイズが増すインターネット上において、信頼性の高い情報にアクセスしたい人々にとって頼りになる場所となっている。そのため、同じ使命に取り組むPerplexityとの提携は理にかなっている。」
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