ハリス副大統領、仮想通貨支持で票獲得なるか
元米大統領候補のヴィヴェック・ラマスワミ氏は14日、カマラ・ハリス副大統領が2024年11月の米大統領選挙を前に、暗号資産(仮想通貨)支持の姿勢を示す可能性があると 指摘した 。
CNBCの「Squawk Box」で語ったラマスワミ氏の発言は、仮想通貨政策が来たる選挙の重要な争点となる可能性を示唆している。
ハリス副大統領の仮想通貨戦略
ラマスワミ氏はインタビューで、ハリス副大統領が「思慮深いデジタル資産フレームワークや政策」を提示する可能性が高いと述べた。これは、ドナルド・トランプ元大統領が先月のBitcoin Conference 2024で行った講演を意識した動きだという。
「彼女の言葉遣いは、最終的に仮想通貨支持に傾くでしょう」とラマスワミ氏は予測する。「票を競い合う中で、思慮深い立場を取るのは当然のことです」
ラマスワミ氏は、ハリス副大統領に対し、具体的な立場を明らかにするよう求めている。特に資産の自己管理に関する見解や、ゲーリー・ゲンスラーSEC委員長の続投についての意見に注目が集まっている。
仮想通貨コミュニティの動向
民主党支持者の間では、「Crypto4Harris」という新しい仮想通貨擁護団体が注目を集めている。この団体は17日に初のタウンホールミーティングを開催予定で、マーク・キューバン氏やアンソニー・スカラムーチ氏など、著名な支持者が参加する。
一方、批評家たちはハリス副大統領がバイデン政権の規制重視アプローチを踏襲するのではないかと懸念している。この姿勢が長期的に仮想通貨や ビットコイン(BTC) コミュニティからの支持を失う可能性があるという指摘もある。
今後の展望
2024年の大統領選挙において、仮想通貨政策は重要な争点となる可能性が高い。現在の世論調査ではハリス副大統領がトランプ元大統領をわずかに リードしている が、より幅広い有権者の支持を得るには、明確な仮想通貨戦略を打ち出す必要がありそうだ。
仮想通貨の規制や促進策は、テクノロジー産業や金融セクターに大きな影響を与える可能性がある。投資家や企業は、各候補者の政策を注視し、仮想通貨市場の今後の動向を見極める必要があるだろう。
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