コインベース、ハワイで暗号資産サービス提供開始
コインベースがハワイでサービス提供開始
米大手暗号資産(仮想通貨)取引所のコインベース(Coinbase)が、米ハワイ州でのサービス提供開始を8月13日発表した。
これにより同州の居住者は、コインベースにて暗号資産の購入・販売・管理が可能になったとのこと。
今回のハワイでのサービス提供開始は、ハワイ州商務省および消費者問題金融機関部門(DFI)による規制変更を受けて正式に行われたという。
なおコインベースがハワイでサービス提供をするのは7年ぶりとなる。同取引所はハワイの暗号資産規制により2017年に同州の市場から撤退していた。暗号資産関連企業は同規制により、保有する暗号資産と同額の法定通貨準備金を維持することが義務付けられたためだ。
その後今年7月1日より規制変更が行われ、同州においてデジタル通貨・デジタル資産を扱う活動を行う場合、マネートランスミッター(送金事業者:MT)ライセンスは不要となった(米ドルも扱う場合には引き続き必要)。
なおこの規制変更は、ハワイ州の規制サンドボックス事業であるDCIL(デジタル通貨イノベーション・ラボ)が6月30日に終了したことを受けたものである。
関連ニュース
- コインベース、Base向けのラップドビットコイン「cbBTC」リリースか
- 米SEC、コインベースの召喚要請を却下するよう裁判所に求める
- 米次期政権、いずれでも暗号資産に好意的=コインベースCEO
- 米コインベース、売上高が予想上回る 暗号資産ETF承認が追い風
- ハワイ州のパイロットプログラムにてbitFlyer USAなど12社が取引所事業の運営可能に
参考: コインベース ・ ハワイ州
images:iStocks/LuckyStep48
関連するキーワード
コインベース、ハワイで暗号資産サービス提供開始
この記事の著者・インタビューイ
大津賀新也
「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。
「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。
合わせて読みたい記事
免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
こちらもいかがですか?
イーサリアムスケーリングインフラスタートアップのSpire Labsがシード資金で700万ドルを調達
スパイア・ラボは、「Based Stack」の開発のために700万ドルのシード資金調達ラウンドを完了しました。Based Stackは、開発者がアプリケーション特化型チェーン(アプチェーン)をEthereumのレイヤー2ネットワークとして展開するのを支援することを目的としています。
リサーチアンロック:オフ・ザ・グリッドがゲーム業界を席巻
「オフザグリッド」は、アバランチエコシステム内で構築されたブレイクアウトブロックチェーンゲームです。このゲームのコアプレイは、プレイヤー同士の戦闘に加え、NFT形式のゲーム内アイテムの収集を含みます。早期アクセスリリースからわずか3日で、Epic Gamesストアで最も人気のある無料ダウンロードゲームとなりました。
フレームワーク・ベンチャーズとUSVが主導する資金調達ラウンドで、イーサリアムベースのソーラープロジェクトGlowが3,000万ドルを調達
クイックテイク Glow Labsは、Ethereumベースのソーラープロジェクトであり、Framework VenturesとUnion Square Venturesが主導する資金調達ラウンドで3,000万ドルを調達したと発表しました。同社は、Glowの運営資金として650万ドルを確保し、さらにインドでのソーラーファームの拡大を支援するために2,350万ドルを調達しました。
CZ、刑務所からの釈放後初の公の場に登場、バイナンス・ブロックチェーン・ウィーク・ドバイで
クイックテイク バイナンスの創設者であるチャンポン・ジャオが、刑務所から釈放された後、バイナンス・ブロックチェーン・ウィーク・ドバイで初めて公の場に姿を現しました。元バイナンス幹部は、刑務所での時間、今後の計画、そして暗号市場の見通しについて語りました。