仮想通貨で口座凍結|香港はビットコイン黎明期
大手金融機関や投資家がビットコイン(BTC)に参入しており、ビットコイン経済の台頭が見込まれている。香港でのビットコイン普及にはいまだ課題があるが、ビットコインは黎明期にあり参入のチャンスだと11日、 報じられた 。
ビットコインの将来性と機関投資家の参入
香港の暗号資産(仮想通貨)上場投資信託(ETF)はシステミックな市場の障害に直面していると、香港仮想通貨取引所OSLのエグゼクティブディレクター兼規制問題担当責任者のギャリーティウ氏が指摘した。
さらに同氏は香港の株式市場の構造は仮想通貨ETFの成長に役立っていないと述べた。仮想通貨ETFは香港のBTCとETHに対する偏見に直面しているとティウ氏は付け加えた。
日曜日のフォーサイト2024のパネルディスカッションで語られていたが、香港の場合は銀行の問題がまだまだ大きいという。
ティウ氏が表現した偏見とは既存の銀行が欠けていると示唆している。HSBCやスタンダードチャータードでは現在、バイナンスからの入金があると一時的に口座が凍結されるという。
入金の内容を詳細に説明できるまで、凍結は解除されなければ、窓口へ出頭の必要がある。そして現状では簡単に凍結を解除できたという声がある一方、いまだ凍結が解除されていないという声もあった。
ただ中国銀行ではこのようなケースはなく、欧州系の銀行特有のケースのようである。とはいえ、香港で ビットコイン 経済が遅々として進まないのは、こうしたケースが関与していると示唆している。
まだまだ紆余曲折はあるが香港ではビットコイン黎明期の問題に過ぎないとしており、むしろ今こそ参入のチャンスだとティウ氏は強調した。
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