フランクリン・テンプルトン、新たな仮想通貨インデックスETFを申請
フランクリン・テンプルトンは、米国で初めてスポットビットコインETFを発行した企業の一つであり、デジタル資産へのさらなる進出を目指して、新たな仮想通貨ポートフォリオETFを申請した。
仮想通貨インデックスETF「EZPZ」の申請
2024年8月16日に提出されたS-1登録声明によれば、この新しいETF「EZPZ」は、CFインスティテューショナル・デジタル・アセット・インデックスのパフォーマンスを追跡することを目指している。
初期段階では、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を保有する予定である。
フランクリン・テンプルトンは、「ファンドは基礎インデックスにおける仮想通貨の比率に基づいて投資を行う」と述べ、将来的には必要な承認を得た上で、他の仮想通貨を追加する可能性があると付け加えた。
このETFは、フランクリン・テンプルトンの信頼性の高い機関投資のサポートを受けつつ、投資家に多様化された仮想通貨へのエントリーを提供することを目指している。
ETFの管理と競争
この提案されたファンドのカストディアン(保管業者)は、すでに他の大手ファンドマネージャーの仮想通貨を管理している米国最大の仮想通貨取引所コインベースが務める。
また、バンク・オブ・ニューヨーク・メロンが現金管理およびファンドの管理者、移転代理人として機能する予定である。
フランクリン・テンプルトンは、今年初めにスポットBTCとETH ETFの成功を背景に、次なる焦点となる仮想通貨インデックスETF市場に早期参入を果たそうとしている。
競争と今後の展望
フランクリン・テンプルトンの新製品は、ハッシュデックス・ナスダック・クリプトインデックスUS ETFと競合する予定である。
このETFは、今年6月に規制当局の承認を求めて最初に申請されたビットコインとイーサリアムのデュアルETFである。
しかし、今月初め、米国証券取引委員会(SEC)は、ハッシュデックスの提案されたETFがナスダックに上場できるかどうかを決定するための追加時間が必要だと発表した。
さらに、フランクリン・テンプルトンは次なるスポット仮想通貨ETFとしてソラナ(SOL)にも関心を寄せていることが報告されている。
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