コインベースCEO、仮想通貨ウォレットのオンチェーンスコアプラットフォームを発表

コインベースのCEOブライアン・アームストロング氏が、仮想通貨ウォレットの「オンチェーンスコア」を評価する新しいプラットフォームを発表した。

の動きは、ブロックチェーン上の活動を可視化し、ユーザーの行動を定量化する試みとして注目を集めている。

オンチェーンスコアの概要

Onchainscore.xyzと名付けられたこのプラットフォームは、以下の特徴を持つ。

1. 仮想通貨ウォレットの「オンチェーンネイティブ度」を1-100のスケールで評価
2. ウォレットの活動履歴、トークンスワップ、ブリッジ取引の情報を提供
3. イーサリアム（ETH）とレイヤー2スケーリングソリューションBaseでの取引数を表示

現在、プラットフォームはOxアドレスのみに対応しているが、近日中にイーサリアムネームサービス（ENS）とBasenamesの対応も予定されている。

アームストロング氏自身のスコア

アームストロング氏は自身のウォレットの結果を共有し、83/100のスコアと、「Talent Protocol Builder Score」で66を記録したと報告している。

Baseの拡張により手数料削減を実現

アームストロング氏は、5月に行われた発表で、Baseのようなレイヤー2スケーリングソリューションが、手数料の低減とトランザクション時間の短縮に貢献し、仮想通貨のユースケースの爆発的な増加を促進していると述べた。

彼は、「Baseはトランザクション手数料と確認時間を大幅に削減し、世界中で平均的な仮想通貨トランザクションが1秒未満で、手数料が0.01ドル（約1.44円）以下になるという目標に近づけている」と述べている。

Baseの開発者活動が急増

アームストロング氏によれば、2024年第1四半期にBaseの開発者活動は8倍に増加し、過去30日間でBaseが処理したトランザクション数は、レイヤー1のイーサリアムネットワーク全体の2倍以上に達したという。

また、プロトコルのアップグレードにより手数料が約80%削減され、現在では多くの場合、手数料が0.01ドル（約1.44円）以下になっていると説明している。

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