バイナンスなど3社、ソラナの新たなステーキングトークン発表
海外の大手暗号資産(仮想通貨)取引所であるバイナンス、バイビット、ビットゲットの3社は29日、独自でソラナ(SOL)のリキッド・ステーキング・トークン(LST)の立ち上げることを 示唆した。
各社は、それぞれBNSOL(バイナンスSOL)、bbSOL(バイビットSOL)、BGSOL(ビットゲットSOL)を立ち上げる予定だ。
これが実現すれば、投資家は各トークンを購入することで、ソラナブロックチェーンのステーキングに参加しながらSOLの利息収入を獲得できるようになる。
サンクタムが支援か
この発表を受け、ソラナのステーキングプロトコルであるサンクタムの公式Xアカウントは、バイナンスのポストに握手絵文字を添えて引用リポストを行った。
また、同プロトコルの財務アカウントも、各社の投稿を引用しながらSOLステーキング市場への参入を歓迎した。
これを受け、同プロトコルの独自トークンCLOUDは、過去24時間で40%以上の上昇を見せている。
CLOUDトークンは、過去に入金プログラムに参加したユーザー向けに行われた 仮想通貨エアドロップ で配布されている。
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また同プロトコルは今後、トークン発射場、独自SNS、デビットカードなどの公開も予定している。
ステーキング市場へ進出するバイナンス
バイナンスは、急速に成長を見せるステーキングおよびリステーキング市場への関心を高めている。
同社のベンチャー部門であるバイナンスラボは、 イーサリアム(ETH) のリステーキングプロトコルである「Renzo」や「Puffer Finance」などへの出資を行ってきた。
ソラナにおいてもステーキング市場は成長を見せており、Jito、Marinade Finance、Jupiterなどが大手プロトコルとなっている。
8月上旬には、ソラナのリステーキングプロトコル「Solayer」への投資も発表した。
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