NTTデジタルと韓国Xangleがタッグ|Web3.0社会実装へ
NTTデジタルは2日、韓国のCrossAngle社(Xangle)と最先端のデジタル技術の社会実装に向けて基本合意を 結んだ 。
両社は、それぞれの強みを活かしてWeb3.0技術の普及と企業のグローバルビジネス展開を支援していく。
Web3.0技術の社会実装に向けた日韓連携
この提携の背景には、ブロックチェーン技術や 暗号資産(仮想通貨) をはじめとする最新のデジタル技術の社会実装を実現するには、グローバルなユースケースの創出が重要だという認識がある。
特に韓国では、多くのユーザーが非代替性トークン(NFT)などのデジタル資産を活用しており、企業のブロックチェーン技術活用に向けた取り組みが進んでいる。
NTTデジタルとXangleは、両社の持つ日韓それぞれのマーケットの知見やネットワークを活用し、パートナー企業の事業展開を共同でサポートする。
具体的には、Xangleがオンチェーンデータの分析が可能なERPサービスを提供し、NTTデジタルがデジタルウォレットやブロックチェーンインフラ技術を提供する。
エンターテイメント業界での活用を視野に
両社は、取り組みの第一歩としてエンターテイメント業界やファンコミュニティサービスにおける事例創出に注力する。これにより、Web3.0技術を活用した新たなビジネスモデルやサービスの開発が期待される。
NTTデジタルは、デジタルウォレットなどの機能を提供する「scramberry WALLET SUITE」や、ブロックチェーンへの情報の読み書きを行う「Node Provider/Indexerサービス」などのインフラ技術を提供する。
これらのツールを活用することで、企業は効率的にWeb3.0ビジネスを展開できるようになる。
グローバルなWeb3.0ビジネス展開をサポート
クロスボーダーなビジネス機会を生み出すためには、ビジネス環境の特性や顧客のニーズを理解し、信頼できるインフラを活用したサービスを提供することが重要だ。
NTTデジタルとXangleによるワンストップのサポートにより、パートナー企業は新たなビジネスの創出をより効果的に進めることができる。
両社は今後、それぞれのソリューションを組み合わせることで、よりシームレスなサービス提供に向けた検討も開始する。
この取り組みを通じて、ブロックチェーンをはじめとした最先端技術の社会実装を加速し、新たなビジネスチャンスの創出を目指している。
Web3.0技術の普及が進む中、今回の日韓企業の連携は、グローバルなWeb3.0ビジネスの発展に大きな影響を与える可能性がある。今後の両社の取り組みと、それによって生まれる新たなサービスやビジネスモデルに注目が集まりそうだ。
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