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リップル、XRPLへスマートコントラクト実装|EVM互換もあり

リップル、XRPLへスマートコントラクト実装|EVM互換もあり

CryptoNewsCryptoNews2024/09/04 11:33
著者:Naoki Saito | 監修: Shunsuke S.Shunsuke S.

米リップル社は2日、同社が開発するXRP Ledger(XRPL)上にイーサリアム仮想マシン(EVM)互換性のあるサイドチェーンを追加する予定であると 述べた。

これにより、XRPLへEVMサイドチェーンを経由したスマートコントラクト実装が実現し、分散型取引所(DeFi)やトークン発行などの機能が利用できるようになる。

また、XRPLのメインネットでも今後、スマートコントラクトが利用できるようになるという。

実装は「今後数ヶ月以内」と述べているものの、具体的な時期は明かされていない。

契約の自動実行プログラム


スマートコントラクトとは、ブロックチェーン上の処理を自動実行するためのプログラムだ。

この技術により、人や企業などの仲介者を必要とせず、トークン発行や契約の実行などを行うことができる。

現在では、イーサリアム(ETH)ブロックチェーンをはじめとするプラットホームでスマートコントラクトが実装されており、DeFiなどのアプリケーションの作成や稼働を支援している。

EVM互換性のあるスマートコントラクト


リップル社は、EVM互換のスマートコントラクトを、XRPLおよびXRPLサイドチェーンで追加する予定だ。

EVMとは、イーサリアムと同等の環境下でスマートコントラクトを実行するためのソフトウェアだ。

そのため開発者は、使い慣れたツールやプログラミング言語(Solidity)を使用したアプリケーションの開発ができる。

Axelarネットワークを使用


XRPLサイドチェーンを作成するにあたり、ブリッジサービスのAxelarを使用してトークンの転送などを行うという。

これにより、 リップル(XRP) トークンはラップされ、「eXRP」がサイドチェーン上のネイティブトークンとして稼働する。

また、50以上のブロックチェーン間でトークンが転送できるようになるという。

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免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。

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