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ポリゴン、新たな仮想通貨POLの発行スタート|MATICから移行

ポリゴン、新たな仮想通貨POLの発行スタート|MATICから移行

CryptoNewsCryptoNews2024/09/05 08:51
著者:Naoki Saito | 監修: Shunsuke S.Shunsuke S.

イーサリアム(ETH)のスケーリング技術であるポリゴンは4日、ネットワークのアップデートを実行し、MATICトークン(既存)からPOLトークン(新規)への移行を 開始させた。

POLトークンは、ポリゴンPoSチェーン含む「Polygon 2.0」上のネイティブトークンとして使用できるようになるという。

従来のMATICトークンは、時価総額が30億ドル(4300億円)を超えており、13番目に大きな規模の 暗号資産(仮想通貨) であった。

PoS上のMATICは自動変換


ポリゴン(PoSチェーン)上のMATICユーザー、イーサリアム上のMATICステーカーは、自動でPOLトークンへ移行される。

ただし、イーサリアム、Polygon zkEVM(レイヤー2)、中央集権型取引所(CEX)、ハードウェアウォレット上にMATICを保有するユーザーは、各所の指示に従いながら手動でPOLへ移行する 必要がある。

AggLayerの重要資産に


POLトークンは、同プロジェクトが開発する「AggLayer」の重要資産として活用することを目指している。

同プロジェクトは、「Polygon CDK」といわれる仕組みを使用してブロックチェーンの構築ができる開発ツールを提供している。「AggLayer」とは、それらで作られたチェーン同士を集約するシステムだ。

AggLayer上にチェーンを展開することで、Polygon PoS、Polygon CDK(チェーン開発キット)、データ可用性ソリューション、Polygon Nightfall(ロールアップ技術)、Polygon Zero(ゼロ知識ロールアップ)との統合ができる。

年間2%ずつ供給


従来のMATICトークンは、総トークン供給量である100億枚にほぼ達している。そのため、新規発行はほぼ行われていない。

POLトークンでは、今後10年間で年間約2%(2億枚)を発行していく予定だ。

1%はステーキング報酬として、1%はエコシステムの成長に割り当てられる。

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免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。

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