日本の投資会社メタプラネットがビットコイン(BTC)を追加購入し、保有量を約400BTCに 増やした 。これを受け、東京証券取引所で同社の株価は5.9%上昇した。同社は9月10日に38.46BTCを210万ドル(約3億円)で購入し、合計保有量を398.8BTCとした。これは約2300万ドルに相当する。

ビットコイン・トレジャリーズのデータ によると、これはメタプラネットが4月23日に初めてビットコインを購入して以来、10回目の購入である。

現在、ビットコインは5万7520ドルで取引されており、過去24時間で1.5%上昇しているが、メタプラネットのビットコイン投資全体では13.3%の減少となっている。しかし、同社の株価は4月初めにビットコイン投資戦略を発表して以来、480% 上昇している 。

日本のメタプラネット ビットコインの保有量を400BTC追加 image 0

Metaplanet’s change in share price over the last six months on the Tokyo Stock Exchange. Source: MarketWatch

メタプラネットは現在、世界の企業の中で27番目に多いビットコイン保有量を誇り、アジアでは3番目に多い。

同社は5月に、ビットコインの準備金を強化するために「あらゆる資本市場手段」を採用すると 発表し 、マイクロストラテジーの戦略に似たアプローチを取るとした。そして、8月8日に10億円のローンを確保し、ビットコインを購入するための 資金を得た 。

メタプラネットのサイモン・ゲロヴィッチCEOは、7月のビットコインカンファレンスで、同社のビットコイン戦略は日本の悪化する債務負担と急速に価値が下がる円に対するヘッジを提供することを目的としていると 説明した 。。ゲロヴィッチ氏は、ビットコインに投資する前のメタプラネットを「ゾンビ企業」と表現し、企業のビットコイン導入の道を開いたマイクロストラテジーのマイケル・セイラー氏に感謝の意を示した。

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