Catizen(CATI)、エアドロップ基準の変更でプレイヤーは不満
仮想通貨ゲーム「Catizen」のプレイヤーが、エアドロップの配布基準に変更が加えられたことを受けて不満を爆発させている。
開発元であるPluto Studioは、9月20日のトークンローンチに先立ち、配布基準の変更を発表したが、事前に十分な説明がなかったため、プレイヤーから強い批判を受けている。
エアドロップの配布量が予想を下回る
「Catizen」のトークンであるCATIのローンチが迫る中、Pluto Studioは9月16日にプレイヤーに対し、エアドロップされるトークンの量を発表した。
しかし、事前に期待されていた配布量と実際の配布量に大きな差があり、多くのプレイヤーがTwitter(現X)で失望の声を上げている。
CATIの総供給量は10億枚で、そのうち3億500万枚がローンチ時に流通する予定である。
あるプレイヤーは、「3600万人中6054位なのに、たった39CATIしかもらえないとはどういうことだ。こんな不公平な分配を誰が納得するというのか。トークンの配布について透明性を求める」とTwitterで不満を訴えた。
多くのプレイヤーも同様に、自分が思っていたよりも少ないトークンを受け取ったことに対し、#catizenscamというハッシュタグを使って抗議の声を上げている。
事前に説明のなかった配布基準の変更
プレイヤーが不満を持っているのは、トークンの配布量だけではない。
Pluto Studioは、配布基準やトークンの配分方法を事前に十分に説明しないまま変更していたことも問題視されている。
当初、Pluto Studioは全体の43%のトークンがコミュニティに配布されると発表していた。
しかし、9月15日の発表では、ローンチ時に流通するのは全体の約30%にとどまることが明らかになった。
さらに、90万枚(総供給量の9%)はバイナンスのLaunchpoolキャンペーンを通じてバイナンス利用者に提供されるため、実際にプレイヤーにエアドロップされるのは全体の15%(1億5000万枚)に過ぎないことが明らかにされた。
エアドロップ基準の変更でさらなる不満
エアドロップの基準に関しても、Pluto Studioは事前に発表していた内容から変更を行っていた。
当初、プレイヤーがゲーム内で獲得する「vKitty」の収益率がエアドロップの主な配布基準になるとされていたが、9月17日にPluto Studioは、この基準が一部の不正な手段によって操作されていたことを理由に変更を発表した。
「CATIエアドロップのデータレビュー中に、スクリプトを使用してvKittyの収益率を不正に引き上げ、CATIトークンを不当に多く獲得しようとするボットアカウントが多数存在していたことが判明した」とPluto Studioは説明している。
これにより、エアドロップ基準はvKittyの収益率ではなく、オンチェーンの取引やタスクの完了、ゲーム内での購入や消費といった「より正当なプレイヤー活動を反映する要素」に基づくものに変更された。
しかし、一部のプレイヤーは、これらの基準がゲーム内でお金を使うことに依存しているため、自分たちが時間を投資して得た成果が十分に評価されていないと感じている。
Pluto Studioはプレイヤーからの問い合わせに対し、9月17日時点で公式なコメントを発表していない。
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