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サークル社、ソニー発L2「Soneium」にUSDCを展開へ

サークル社、ソニー発L2「Soneium」にUSDCを展開へ

CryptoNewsCryptoNews2024/09/17 13:12
著者:Naoki Saito | 監修: Shunsuke S.Shunsuke S.

米ドル連動型のステーブルコイン「USDC」を発行するサークル社は15日、ソニーグループとStartale Labsの合併会社「Sony Block Solutions Labs(ソニーSBL)」との協業を 発表した。

この動きの一環として、ソニーSBLの開発する イーサリアム(ETH) のレイヤー2ネットワーク「Soneium」上で、ステーブルコインUSDCを利用できるようにするという。

展開当初は、ブリッジ版のUSDCとなる。将来的には、ネイティブ版のUSDCへのアップデートも可能になるという。

「Sonieum」とは?


「Soneium」とは、ゲーム、金融、非代替性トークン(NFT)など幅広い分野のアプリケーションが構築でき、Web3.0技術の大衆化を目指すインフラ技術だ。

8月末には、テストネット「Soneium Minato」が公開され、イーサリアムのテストネット(Sepolia)との通信も可能となっている。

関連: ソニー、新レイヤー2「Soneium」を発表|Astar zkEVM統合

「主要トークン」の1つとして確立


ステーブルコインUSDCは、米ドルの価値と連動した暗号資産(仮想通貨)だ。

執筆時点の時価総額は350億ドル(約4兆9000億円)を超え、2番目に大きいステーブルコインとなっている。

ブリッジ版のUSDCは、ネイティブ版のUSDCと同等の価値を持ちながら、Ethereum Virtual Machine(EVM)互換性を持つブロックチェーンに展開できるトークンだ。

分散型アプリケーションの開発者やユーザーが、デジタル上でのドル決済を実行しやすくなる。

今回の統合により、USDCがSoneium上での価値交換を促進する「主要トークン」の1つとして機能することが期待されている。

USDC採用促進を狙うサークル社


サークル社は現在、ステーブルコインUSDCの採用を促進する取り組みを進めている。

8月には、iPhoneユーザーがUSDCを使ったタッチ決済を行えるようになる動きを進めていることを示唆した。

これは、iPhoneの次期オペレーティングシステム(OS)「iOS 18.1」へのアップデートによって実現すると期待されている。

関連: iPhoneのタッチ決済、ステーブルコインUSDC支払いも実現か

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免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。

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