カマラ・ハリス大統領候補、「米国はブロックチェーンで支配的地位を維持すべき」
米大統領候補のカマラ・ハリス氏が初めて公式にブロックチェーンに言及した。同氏は自身の公約となる経済政策の全体像の中で、米国がブロックチェーンや人工知能などの新興技術産業で「支配的」な地位を維持したいと述べた。
「バイオ製造や航空宇宙に投資し、AIや量子コンピューティング、ブロックチェーンなどの新興技術で支配的な地位を保ち、クリーンエネルギーの革新と製造でリードを広げる」と、ハリス氏は9月25日に東部ペンシルベニア州ピッツバーグでの演説で語った。特に国内での拠点作りをサポートする税制を構築し、中国との競争に打ち勝つことを強調した。ピッツバーグは鉄鋼産業で知られ、次期大統領選挙の鍵となる州とみられている。
「次世代のブレークスルー、例えば先進バッテリーから地熱、先進原子力まで、これらはすべてアメリカの労働者によってアメリカで発明され、構築される」
ハリス氏は演説の中で米国の中間層に焦点を当て、誰もが成功の機会を得られる「オポチュニティー・エコノミー(機会の経済)」について言及。
「私は自分のビジョンを『機会経済』と呼んでいるが、それは誰もが仕事を見つけ、さらにそれ以上のものを手に入れることができるようにすることだ。なぜなら、仕事があることが基本であるべきであり、私たちはもっと多くのことを成し遂げようと志し、野心と計画を立てるべきだからだ。私はアメリカ人とその家族がただなんとかやっていけるだけでなく、前進し、繁栄できるようにしたい。」
このオポチュニティー・エコノミーで「未来産業における産業競争力向上」が重要だとし、中国ではなく米国が主導権を握ることを確実にするべきだと主張。この中で、ブロックチェーンなどの新興技術で優位を維持すべきだとした。
ハリス氏は9月22日にニューヨークでの資金調達イベントで寄付者を勧誘する際、「デジタル資産」を支持する非公式に発言したと報じられた。
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