Bitget App
スマートな取引を実現
暗号資産を購入市場取引先物コピートレード自動売買Bitget Earn
オアシスがArbitrumと提携、「アービトラムオービット」でOasysのL2構築可能に

オアシスがArbitrumと提携、「アービトラムオービット」でOasysのL2構築可能に

neweconomy-news (JP)2024/09/26 02:51
著者:大津賀新也

オアシスがArbitrumと提携

ゲーム特化ブロックチェーンの「オアシス(Oasys)」開発元のオアシスが、イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2のアービトラム(Arbitrum)との提携を9月25日発表した。

この提携により、レイヤー2およびレイヤー3スケーリングソリューションである「アービトラムオービット(Arbitrum Orbit)」実装の「オアシス」のレイヤー2「バース(Verse)」を、「オアシス」のレイヤー1である「オアシスハブ(Oasys Hub)」で受け入れ可能となるという。これよにり「オアシス」は、アービトラム経済圏とのブリッジによる流動性向上が期待できるとのことだ。

「アービトラムオービット」は、イーサリアム(Ethereum)のL2ネットワークであるアービトラム(Arbitrum)を開発するオフチェーンラボ(Offchain Labs)提供のブロックチェーン構築用ツールキットだ。これまで同ツールではイーサリアムのL2・L3の構築がメインだったが、今回の提携によりオアシスのL2構築が可能となり、イーサリアムL1以外で初めて「アービトラムオービット」の技術が活用される事例となった。

オアシスは、「『アービトラムオービット』実装の『バース』受け入れにより、事業者にとって『バース』構築の選択肢が増えるとともに、『アービトラムオービット』上に構築されるDapps(分散型アプリケーション)を通じ、エコシステム間のブリッジが実現されます。この連携は、OASトークンの流動性を高めるだけでなく、オアシスとアービトラムのエコシステム間のシナジーを強化します」と述べている。

また今回の対応により「(アービトラムオービットによる)この高度なスケーリングソリューションは、高い処理能力、低い決済手数料、シームレスな相互運用性を提供し、UXに優れたブロックチェーンゲームの開発を可能にします」とオアシスは説明している。 ・発表によると「オアシス」の「バース」である「アプリシングバース(Uprising Verse)」が、同スキームを活用した最初のユースケースとしてローンチを予定しているとのこと。「アプリシングバース」は、初のマルチチェーンネイティブイールドを導入するゲーミングブロックチェーンとして注目を集めているとのことだ。

オアシスは8月、「オアシス」のネイティブトークンOASの流動性向上やエコシステム強化に向け、SBIホールディングス(HD)との戦略的業務提携および同社からの資金調達実施を発表している。またオアシスは今月9月に、韓国の大手通信企業SKテレコム(SK Telecom)の子会社SKプラネット(SK Planet)と提携。SKプラネット提供のWeb3ウォレット「UPTN Station」の「オアシス」チェーン対応と、SKプラネットが提供するポイントサービス「OK Cashbag」が「オアシス」経済圏に接続されることを発表している。

#Oasys is integrating #ArbitrumOrbit to build custom #Layer2s on #Oasys Layer1 that plug into the @arbitrum ecosystem.

Experience #web3gaming like never before with @Uprising_L2 – the first Verse launched using this method https://t.co/TDhpnfFFhA

— Oasys | Blockchain for Games (@oasys_games) September 25, 2024

参考: オアシス
画像:iStocks/metamorworks・Lidiia-Moor

関連ニュース

  • オアシス(OAS)がSBIホールディングスと提携、資金調達を実施
  • インジェクティブ開発の「inEVM」、「Arbitrum Orbit」と統合
  • 韓国SKテレコムのSK Planet、ゲーム特化チェーン「Oasys」と提携
  • OasysがCelerと連携で「USDC」のネイティブ対応へ
  • Oasys、Datachain・TOKIと提携。IBCを活用したブロックチェーンゲームのインターオペラビリティ推進へ

関連するキーワード

#OAS #ARB

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

前の記事 モジュラー型ブロックチェーン「Celestia」が1億ドルの資金調達、ベインキャピタル主導で

合わせて読みたい記事

モジュラー型ブロックチェーン「Celestia」が1億ドルの資金調達、ベインキャピタル主導で 「セレスティア(Celestia)」を支援するセレスティア財団(Celestia Foundation)が、1億ドル(約144億円)の資金調達実施を9月23日発表した
大津賀新也 ニュース
【9/25話題】NTTデジタルがGMOメディアと提携、サークルがリアルタイム自動コンプライアンスチェック機能など(音声ニュース) NTTデジタルがGMOメディアと提携、「ゲソてん byGMO」に「scramberry WALLET」導入へ、USDC発行の米サークル、リアルタイム自動コンプライアンスチェック機能公開、Google Cloud、Solana Labsとweb3ゲーム開発API「GameShift」提供 、独シーメンス、JPモルガンのオニキスとJPMコインでトークン化社債を発行と決済=報道、デジタルアセット社、DTCCと共同で国債トークン化のパイロット実験、コインベースにZKsync(ZK)・Moonwell(WELL)・CoW Protocol(COW)上場へ
あたらしい経済 編集部 ニュース
USDC発行の米サークル、リアルタイム自動コンプライアンスチェック機能公開 米ドルステーブルコイン「USDC」等を発行するサークル(Circle)が、新機能「コンプライアンスエンジン(Compliance Engine)」の公開を9月25日発表した
一本寿和 ニュース
NTTデジタルがGMOメディアと提携、「ゲソてん byGMO」に「scramberry WALLET」導入へ NTT Digital(NTTデジタル)が、ブラウザゲームプラットフォーム「ゲソてん byGMO」を運営するGMOメディアとの提携を9月25日発表した
大津賀新也 ニュース
Google Cloud、Solana Labsとweb3ゲーム開発API「GameShift」提供 グーグルクラウド(Google Cloud)が、ソラナラボ(Solana Labs)との提携を通じ、web3ゲーム開発API「ゲームシフト(GameShift)」を公開した
大津賀新也 ニュース
コインベースにZKsync(ZK)・Moonwell(WELL)・CoW Protocol(COW)上場へ 米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、ZKsync(ZK)・Moonwell(WELL)・CoW Protocol(COW)の3銘柄の暗号資産の取り扱い予定を発表した
大津賀新也 ニュース
独シーメンス、JPモルガンのオニキスとJPMコインでトークン化社債を発行と決済=報道 ドイツの大手テクノロジー企業のシーメンス(Siemens)が、米銀大手JPモルガン(JP Morgan)のブロックチェーンベースの決済システム「オニキス(Onyx)」と、ドイツのフィンテック企業「SWIAT」のプライベートブロックチェーンを使って、トークン化社債を発行・決済したと米コインデスク(CoinDesk)をはじめ各社が9月24日報じた
あたらしい経済 編集部 ニュース
デジタルアセット社、DTCCと共同で国債トークン化のパイロット実験 ブロックチェーンソリューションの大手プロバイダーのデジタルアセット社(Digital Asset)が、米国金融市場に決済インフラを提供する大手金融企業DTCC(Depository Trust & Clearing Corporation)と共同で、米国財務省(UST)担保ネットワークのトークン化パイロットの結果を9月23日発表した
あたらしい経済 編集部 ニュース
【9/24話題】豪州が暗号資産関連企業にもライセンス義務、ビットバンクがライトニングネットワーク対応へなど(音声ニュース) オーストラリア、暗号資産関連企業にも金融サービスライセンス取得義務付けへ=報道、ビットバンク、ビットコインの「Lightning Network」対応へ=Bitcoin Tokyo 2024、旭化成とTIS、Corda活用の偽造防止デジタルプラットフォーム「Akliteia」を美術品の真贋鑑定に活用開始、NTTデジタルが俳優・別所哲也のビジュアルボイスと提携、映像資産管理・権利移転等のブロックチェーン活用検討で、コインベースがラップドビットコイン「cbBTC」をソラナで展開へ、イーサリアムとベースに続き、米マイクロストラテジーが4.6億ドル相当のビットコイン追加購入、保有量252,220BTCに、ブラックロックのビットコイン現物ETF、オプション取引を米SECが承認、セキュリタイズ、公式ブロックチェーン相互運用性プロバイダーにワームホールを採用、ビットトレード、取引所サービスでONT・QTUM・XEM取扱い廃止へ、韓国銀行、CBDC決済をスーパーやコンビニで試験運用へ=報道、ワールドコイン、「World ID」認証ユーザーのみが利用できる顔認証技術「Face Auth」発表、MEXC、Foresight、Miranaが「Aptosエコシステムファンド」設立、みずほ銀・IHI・富士通、「Jクレジット」の創出から資金化の支援事業。ブロックチェーン活用で、BlendAI、AI関係の利用なら版権フリーのキャラクター第2段「ガンマミィ」発表
あたらしい経済 編集部 ニュース
0

免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。

PoolX: 資産をロックして新しいトークンをゲット
最大12%のAPR!エアドロップを継続的に獲得しましょう!
今すぐロック