ビットコインマイナーのTeraWulf、転換社債で3億5000万ドルを調達し株式買戻しを計画

ビットコインマイナーのTeraWulfは、2億ドルの株式買戻しプログラムを資金調達するために、3億5,000万ドルの転換社債を発行する予定です。

水曜日に発表された声明で、TeraWulfは、社債発行後13日以内に7,500万ドルを追加するオプションを初期購入者に提供する計画であると述べ、転換社債は2030年2月1日に満期を迎えると付け加えました。金利は後日公表される予定です。

TeraWulfは、収益を同社の普通株式の買戻しと一般的な企業経費のカバーに使用する予定です。

同社は水曜日の別の声明で、取締役会が2025年12月31日までに発行済みの普通株式を最大2億ドルまで買い戻すことを承認したと詳述しました。

「株式買戻しプログラムは、当社のビジネス戦略と財務の健全性に対する自信を反映しています」とTeraWulfは述べました。「TeraWulfは、HPC/AIの有機的成長を支援するための慎重な資本支出の後、このイニシアチブを優先し、潜在的なサイト取得などの戦略的機会を評価しながら、余剰現金を使用して株式を買い戻す予定です。」

資金調達計画と株式買戻しプログラムは、今月初めにTeraWulfがNautilus施設における25%の持分を約9,200万ドルで売却したと発表したことに続くものです。同社の最新の業務更新によれば、9月には176ビットコインを採掘し、8月の184ビットコインから減少しました。

多くのマイナーが半減期後に収益の大幅な減少を見た一方で、ビットコインの採掘難易度は火曜日に3.9%上昇し、過去最高の95.7兆に達し、ビットコインネットワークは7日間の移動平均ハッシュレートがほぼ724 EH/sに達しました。

TeraWulfの株価は水曜日に1.99%下落し6.4ドルで終了し、年初来で178.26%上昇しています（Google Financeによる）。現在、時価総額24億4,000万ドルで、公開されているビットコインマイナーの中で5番目に大きいです。