世界最大の資産運用会社ブラックロックの現物イーサリアム上場投資信託(ETF)は、94日間で最高の1日当たり流入額を記録した。

ファーサイドのデータ によれば、ブラックロックのiシェアーズ・イーサリアム・トラストETF(ETHA)は、11月8日に6030万ドルの流入を記録し、8月6日に記録した1億990万ドル以来の最高額となった。

イーサリアムは3000ドルへ

ブラックロックの大規模な流入は、ETHの価格が3000ドル近くで推移している中で発生した。

コインマーケットキャップのデータによれば、ETHの価格は8月以来初めて3000ドル近くに達し、記事執筆時点で、ETHは2,970ドルで取引されている。

ブラックロックの大規模な流入は、ドナルド・トランプ氏が米大統領に選ばれた数日後に発生し、トレーダーたちはこの勝利を流入急増と関連付けている。

フィデリティ・イーサリアム・ファンド(FETH)は1,840万ドルの1日当たり流入を記録し、バンエック・イーサリアム・ファンド(ETHV)は430万ドル、ビットワイズ・イーサリアムETF(ETHW)は340万ドルの流入を見た。

一方、前日にはブラックロックの現物ビットコインETFが1月の開始以来初めて1日に10億ドルを超える流入を記録している。

イーサリアムが勢いを得る

イーサリアムは2024年5月以来最大の週間上昇を示している。BTCの勢いが過去24時間で停滞する中、ETHの価格は四半期高値の2,956ドルに達し、ETH/BTCチャートに6%の上昇を引き起こした。

イーサリアムが数ヶ月ぶりにビットコインを一時的にリードしたことで、アルトコイン-BTCペアは市場の注目を集め、トレンドの逆転の可能性が浮上している。

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