コインチェックの米ナスダック上場は12月に、マネックスがSEC届出書の効力発生を報告
コインチェックの米ナスダック上場は12月に
国内暗号資産(仮想通貨)交換業者コインチェック(Coincheck)による米ナスダック上場について、12月に取引開始予定であることが11月13日発表された。
コインチェックの親会社であるマネックスグループは、コインチェックの持ち株会社となる予定のコインチェックグループ(Coincheck Group B.V.:CCG)を、米ナスダック・グローバルマーケットに上場している特別買収目的会社(SPAC)のサンダーブリッジキャピタルパートナーズ4(Thunder Bridge Capital Partners IV:THCP)との合併により、米ナスダックへ上場する計画を2022年3月より進めていた。
今回マネックスは発表にて、この上場のためにCCGが米国証券取引委員会(SEC)へ提出していた登録届出書(Form F-4)の効力が11月12日(米国東部時間)付で発生したと伝えている。
これに伴い、本合併に関するTHCPの株主総会が12月5日に行われ、12月10日頃に合併が実行される予定とのこと。そして翌営業日にはナスダックにてCCGの株式「CNCK」が取引開始されるとのことだ。
なおCoincheck Group B.V.は、本上場までにオランダ法上の私的有限責任会社から公的有限責任会社への組織変更を行い Coincheck Group N.V.となる予定とのこと。
ちなみに本ナスダック上場取引の終了後、CCGはマネックスグループの連結子会社となり、コインチェックはCCGの100%子会社になる予定だ。
参考: マネックス
画像:iStocks/Максим-Ивасюк・Thinkhubstudio
関連ニュース
- マネックスG、コインチェックの米ナスダック上場への進捗を報告
- マネックスがカナダ大手デジタル資産運用3iQを子会社に、コインチェックの法人ビジネス強化へ
- コインチェック、米ナスダックへの上場を延期か=報道
- コインチェック「ナスダック上場に向けた手続き進行中」と報告、SPAC契約期限は来年7月
- ナスダック上場の大手マイニング企業コア・サイエンティフィック、破産申請
関連するキーワード
コインチェックの米ナスダック上場は12月に、マネックスがSEC届出書の効力発生を報告
この記事の著者・インタビューイ
大津賀新也
「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。
「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。
合わせて読みたい記事
免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
こちらもいかがですか?
フランクリン・テンプルトン、トークン化されたマネーマーケットファンドをイーサリアムに拡大
フランクリン・テンプルトンは、FOBXXトークン化政府証券ファンドをイーサリアムに拡大し、AptosやStellarのようなネットワークと共にブロックチェーンの存在をさらに多様化しました。Dune Analyticsによると、トークン化された政府証券の総運用資産は23億2900万ドルに達し、フランクリン・テンプルトンのFOBXXとブラックロックのBUIDLファンドが市場シェアをリードしています。
過去 4 時間でネットワーク全体が 1 億 1,800 万米ドルを清算し、主力が複数の注文を販売しました。
トランプ大統領、マスク氏を政府効率化部門の責任者に任命、大規模な人員削減と連邦機関の削減を要求
Degen: インフラストラクチャの移行が解除され、一連のアップグレードが実行されます