イーサL2「Starknet」、ガバナンストークンSTRKのステーキングを11月26日から開始
STRKのステーキングが11月26日から開始
イーサリアム(Ethereum)のレイヤー(L2)スケーリングソリューション「スタークネット(StarkNet)」で、ガバナンストークン「STRK」のステーキングが11月26日より開始される。「スタークネット」公式Xアカウントより11月12日発表された。
ステーキングとは、ユーザーが暗号資産を保有しブロックチェーンネットワークに預け入れることで、その対価として報酬が得られる仕組みである。
「STRK」のステーキングには、バリデータとデリゲータの2つの参加方法が用意されており、誰でも参加可能とのこと。なお、このステーキングはイーサリアム(Ethereum)のテストネット「セポリア(Sepolia)」上でのテストを経て、メインネットで稼働しているという。
また、バリデータになるためには最低20,000STRKをステークし、フルノードの運営が必要とのこと。一方で、デリゲータとして参加する場合は、リストからバリデータを選択し、STRKを保持するだけで貢献が可能となっている。
なお、ステーキングを解除する際には21日間のアンステーキングロックアップ期間が設けられているとのことだ。
「STRK」のステーキングを稼働させる計画は今年7月10日にコミュニティへ提案されている。そして、この計画のガバナンス投票が今年9月9日に開始され、9月13日に投票が可決された。
STRK staking launch on Mainnet: November 26th.
— Starknet 🐺🐱 (@Starknet) November 12, 2024
After extensive testing on Sepolia, we are now ready to introduce the first phase of STRK staking on Starknet Mainnet. Everyone will be able to participate by:
> Becoming a Validator: This will require a minimum stake of 20,000 STRK… pic.twitter.com/WVCJzhVDaP
画像:iStock/Lidiia-Moor
関連ニュース
- イーサリアムL2「Starknet」でSTRKのステーキング提案、年内の提供目指す
- イーサL2で初、Starknetがトランザクションの並列実行を導入
- イーサL2「Starknet」、STRK保有者向け初のガバナンス投票開始へ
- スタークネット財団、独自トークン「STRK」の割当計画を発表
- 預けるだけで暗号資産が増えるステーキングとは? 「CoinTrade」の国内最多の銘柄とその年率に注目!
関連するキーワード
イーサL2「Starknet」、ガバナンストークンSTRKのステーキングを11月26日から開始
この記事の著者・インタビューイ
一本寿和
「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。
「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。
合わせて読みたい記事
免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
こちらもいかがですか?
QCP Capital: ビットコインは「新たな段階」に入り、企業、政府、機関が保有する財務資産としての地位を強化
簡単に言えば QCPキャピタルは、ビットコインが90,000万ドルの水準に近づいたことで「新たな段階」に入り、企業、政府、機関が保有する財務資産としての地位を強化していると指摘している。
ゼロ・グラビティがCARVと統合し、高性能プロジェクト向けのインフラを提供
簡単に言えば 0G は CARV と提携し、高性能プロジェクトをサポートするためのインフラストラクチャを提供し、2 万ドルの投資でノード販売を促進しています。
ブラックロックは、BUIDLエコシステムへのアクセスを拡大し、その潜在能力を高めるために、複数のブロックチェーンにまたがる新しいBUIDL株式クラスを立ち上げました。
簡単に言えば BlackRock の BUIDL は、Aptos、Arbitrum、Avalanche、OP Mainnet、Polygon での新しいシェアクラスの立ち上げにより、ブロックチェーン エコシステム全体へのアクセスを拡大します。
オーダーリーネットワークは、セキュリティ強化と信頼性の高い市場データのためにチェーンリンク価格フィードを統合します
簡単に言えば Orderly Network は、Arbitrum に Chainlink 価格フィードを統合し、そのエコシステムが ORDER トークンの安全で高品質な市場データにアクセスできるようにします。