上昇トレンドが続くには? 仮想通貨チャート分析:ビットコイン・イーサ・XRP(リップル)・ソラナ
ビットコイン価格分析
ビットコイン(BTC)は11月14日と15日にはらみ足のローソク足パターンを形成し、強気派と弱気派の間で迷いが見られる。
BTC/USDT daily chart. Source: TradingView
移動平均線が上向きで、相対力指数(RSI)が買われ過ぎの領域にあることから、強気派が優勢であることが示されている。価格が9万3265ドルを上回り終値を記録すると、上昇トレンドが次のフェーズに入り、重要な水準である10万ドルに達する可能性がある。弱気派は10万ドルで上昇を止めようとするだろうが、強気派が優勢であれば、ラリーは11万3331ドルまで拡大する可能性がある。
逆に、価格が反転して8万5000ドルを下回ると、BTC/USDTペアは急激な売りに直面する可能性がある。この場合、価格は20日間指数平滑移動平均線(EMA、78,496ドル)まで下落する恐れがある。
イーサ価格分析
イーサ(ETH)の反落は、38.2%フィボナッチ水準である3028ドルに到達しており、この水準は強気派を引き付けるとみられる。
ETH/USDT daily chart. Source: TradingView
現在の水準から価格が上昇に転じると、強気派は再び上値の抵抗線を突破しようと試みるだろう。もし成功すれば、ETH/USDTペアは3800ドル、さらに4084ドルへと急騰する可能性がある。
逆に、価格が3028ドルを下回ると、弱気派が売り圧力を維持していることを示唆する。この場合、価格は20日間EMA(2887ドル)まで下落し、この水準で再び強気派を引き付ける可能性がある。
ソラナ価格分析
ソラナ(SOL)は210ドルのブレイクアウト水準を上回る価格を維持しており、強気派がこの水準をサポートに変えようとしていることを示している。
SOL/USDT daily chart. Source: TradingView
強気派は価格を225ドル以上に押し上げれば、それにより上昇トレンドが始まるだろう。SOL/USDTペアは260ドルまで上昇する可能性があり、この水準は強力な抵抗となることが予想される。強気派がこの抵抗を克服すれば、304ドルへの上昇が見えてくる。
逆に、価格が反落して20日間EMA(192ドル)を下回ると、弱気派が優勢であることを示唆する。この場合、価格は50日間単純移動平均線(SMA、167ドル)まで急落する恐れがある。
XRP価格分析
XRP(XRP)は、11月14日に0.41ドルから0.74ドルの広範なレンジをブレイクアウトし、新たな上昇トレンドを開始した。
XRP/USDT daily chart. Source: TradingView
急騰により、RSIは買われ過ぎの領域に深く入り込んでおり、XRP/USDペアは短期的な調整または保ち合いのリスクがある。ブレイクアウト水準である0.74ドルは、短期的に注目すべき重要なレベルだ。強気派がこの水準をサポートに変えれば、XRPは1.07ドルまで急騰する可能性がある。
一方で、価格が0.74ドルを下回って終値を記録した場合、XRP価格は強力なサポートである0.64ドルまで下落する可能性がある。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
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