Backpack、JVCEAに第二種会員として入会
BackpackがJVCEA第二種会員に
暗号資産(仮想通貨)ウォレットおよび暗号資産取引所のBackpack(バックパック)が、日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)の第二種会員として入会したことが分かった。JVCEAは12月5日、同日付で新たに第二種会員が入会したことを発表している。なおJVCEAは、「暗号資産交換業及び暗号資産関連デリバティブ取引業」、および「電子決済手段等取引業及び資金移動業並びに暗号資産等関連デリバティブ取引業」の自主規制団体だ。
今回JVCEAの第二種会員になったのは、Trek Labs Japan(トレック・ラブス・ジャパン)株式会社だ。JVCEAの会員一覧にある同社のリンク先を確認すると、取引所Backpackのサポートページの日本語版が表示される。そのページによると同社は2023年4月18日に設立されており、所在地は東京都新宿区西新宿。代表取締役CEOは、Can Sun(キャン・サン)氏が務めている。
なおJVCEAの第二種会員は、「暗号資産交換業者又は暗号資産関連デリバティブ取引業者となるための登録申請中又は登録申請を予定する事業者」また「資金移動業及び電子決済手段等取引業を行おうとする者」となっている。つまり今回のTrek Labs Japanの入会は、Backpackの日本市場への進出に向けた一手となる。
「あたらしい経済」編集部が本件についてBackpackの担当者へ確認したところ「今あるグローバル版のBackpackは海外事業で、Trek Labs Japan株式会社は、日本で取引所の立ち上げを目指したTrek Labs Ltd. の日本法人という立て付けです」との回答を得た。
なお現在Trek Labs Japanの他の第二種会員は、OANDA証券株式会社、サクソバンク証券株式会社、株式会社イフィネクスジャパン、SBI Zodia Custody株式会社、株式会社SBI証券、株式会社Gaudiy Financial Labsの6社となっている。
参考: JVCEA ・ Backpack Japan
画像:iStocks/wacomka・Ninja-Studio
関連ニュース
- バックパックが約25.6億円の資金調達実施、プレースホルダーVC、ソラナ、ジトらが参加
- 能登半島地震への暗号資産による寄付金総額が2000万円相当に、日本ブロックチェーンPJ5団体が実施
- JVCEAがステーブルコインの自主規制団体に、金融庁が「電子決済手段等取引業等に係る認定資金決済事業者協会」として認定
- JVCEAら、暗号資産のサイバー対策組織「JPCrypto-ISAC」を年内新設へ=報道
- 金融庁がJVCEAへ注意喚起と自主点検を要請、「暗号資産の流出リスクへの対応等」で
関連するキーワード
Backpack、JVCEAに第二種会員として入会
この記事の著者・インタビューイ
大津賀新也
「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。
「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。
合わせて読みたい記事
免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
こちらもいかがですか?
ChainOpera、コミュニティ所有のAIエージェントの共同トレーニングと共同サービスのためのフェデレーテッドAIプラットフォームをリリース
今日のパニックと貪欲指数は66です
USDC財務省、イーサリアムチェーン上で2億7,400万USDC以上を鋳造
「奇妙なことが起こる予感」:パネルが2025年のトークノミクスの進化を予測
2025年のトークノミクストレンドには、ICOの復活、短いベスティング期間、AI主導のローンチが含まれると、プラハで開催されたThe BlockのEmergenceカンファレンスのパネルで述べられました。不適切なトークン配分は安定性を損ないます。成長とコミュニティの関与を促進するためには、トークン設計の柔軟性が重要です。