ビットフィネックスのアナリストによると、2025年には機関投資家の強い需要に支えれ、ビットコイン(BTC)の価格下落は短期間で終わるという。

彼らは2025年6月までにビットコインの価格が倍増する可能性があると予測している。 12月17日の市場レポート で、ビットコイン価格が「2025年中頃までに14万5000ドル、好条件下では20万ドルに達する」と予測した。

ビットコインの調整は「軽微」

「2025年の調整は機関投資家の流入のおかげで軽微にとどまる」とビットフィネックスのアナリストは述べている。

ビットコインのボラティリティは2025年第1四半期に予想されるが、「より広範なトレンド」は現物ビットコイン上場投資信託(ETF)への継続的な流入とグローバルな機関投資家の採用の増加によって価格が成長し続けることを示唆しているという。

ファーサイド・インベスターズのデータ によれば、2023年1月に米国で現物ビットコインETFが開始されて以来、約360億ドルが流入している。

「ビットコインETFは113万BTC以上を保有するビットコインの最大の保有者の1つである」とアナリストたちは指摘する。

ビットコイン 2025年半ばに20万ドルまで上昇する可能性=ビットフィネックスのアナリスト image 0

Source: CoinMarketCap

記事執筆時点でビットコインは10万5360ドルで取引されているが、キャッスル・アイランド・ベンチャーズのパートナーであるニック・カーター氏は長期的にその価格が約9倍に成長する可能性があると考えている。

「長期的には、ビットコインが金の時価総額に匹敵することを期待している。それはビットコインを90万ドルにするだろう」とカーター氏は12月17日に ブルームバーグ・テレビジョンで語った 。

ビットコインに関する書籍のあるアンディ・エドストロム氏は12月16日に「1000ドルがビットコインの価格で1%未満の動きであるという事実に慣れるのに苦労している」と 語った 。

ビットフィネックスのアナリストたちは、ビットコインが2021年のサイクルを反映し、移動平均を約40%上回る場合、「33万9000ドルに達する可能性がある」と考えている。

「2017年の長期サイクルが収益逓減で繰り返されるという可能性の低いシナリオでは、2026年初頭までに29万ドル前後でピークを迎える可能性がある」と彼らはのべた。

米政府のビットコイン準備金の影響

一方、トランプ政権が戦略ビットコイン準備金を作成する可能性があることから、仮想通貨業界では市場のナラティブが未知の領域に移行する可能性があるとの観測も出ている。

「もしある国が戦略ビットコイン準備金を実施したら、4年サイクルにさよならを告げることになる」と仮想通貨アナリストのタイラー・ダーデン氏は 12月17日にXで語った 。

ドナルド・トランプが11月5日に選挙に勝利した後、トランプ支持の仮想通貨推進派の上院議員シンシア・ルミス氏は、米国政府がビットコインを購入し、少なくとも20年間保有するための立法を 進めている 。

本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。

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