IO.NET、6月11日にIOトークンをローンチ｜暗号資産のトレンド

1. 主な取引所のトレンド

• KrakenがIPO前の資金調達について交渉中。

• MasterCard、バイナンスでの暗号資産の決済・入金サービスを再開へ。Mastercardの出金サービスはまだ再開されていないが、後日再開予定である。バイナンスブランドのVISAカードも取引所での機能を再開した。

• Robinhoodは、世界的な暗号資産取引プラットフォームであるBitstampを現金約2億ドルで買収することを発表。

2. 暗号資産のトレンド

• Cathie Wood氏は、CoinDeskのコンセンサス・カンファレンスで、ARKの現物ビットコインETFは投資家に0.21％という低い手数料を課しているため、同社は儲かっていないと述べた。ETF StoreのNate Geraci社長を含む専門家は、ARKがイーサリアムETFの現物申請を取り下げたのは、予想外に激しい手数料の競争が原因だと指摘している。

• Ethena LabsはAaveとの統合を発表し、ユーザーはAaveにUSDeを入金し、他のステーブルコインとポジションを循環させることができる。ユーザーはAaveにstETH、weeth、ETH、WBTCを入金して、Ethena USDeまたはsUSDeを借りることもできる。

• Axelar（AXL）財団、Citi、ドイツ銀行、Mastercardなどが、資産トークン化における相互運用性の重要性を探る共同調査報告書を発表。

• SafePalはArbitrum DAOの長期インセンティブプログラム（LTIPP）から資金を受け、6月6日から8月29日の間にSafePalアプリを通じて準拠したスイスの銀行口座を開設したユーザーに報酬を与える。

• 分散型AIコンピューティングとクラウドプラットフォームのIO.NETは、6月11日にIOトークンを発行すると発表した。

3. 資金調達のトレンド

• 利回りの高いステーブルコインを発行するMountain Protocolが、Multicoin Capitalが主導し、Castle Island Ventures、Coinbase Ventures、その他の投資家が参加するシリーズA資金調達で800万ドルを調達。

• Sandboxが、Kingsway CapitalとAnimoca Brandsが主導するSandbox Metaverseの評価額10億ドルの資金調達ラウンドで2,000万ドルを調達。

• 初のデータ中心AI強化ブロックチェーン・プロジェクトであるGlacier Networkが、評価額1億ドルでエンジェルラウンドとシードラウンドで800万ドルを調達、Laser Digitalなどが参加した。

• Suiエコシステムのゲーム「Xociety」を開発するNDUS Interactiveが、HashedとSui Foundationが主導し、Spartan、Neoclassic、Big Brain Holdings、PUBGゲームパブリッシャーのCraftonが参加するシリーズA資金調達で750万ドルを調達。

4. 規制のトレンド

• SECのゲーリー・ゲンスラー委員長は水曜日、イーサリアムETF現物取引が開始されるタイミングは、発行会社が米国証券取引委員会の問い合わせにどれだけ迅速に対応できるかにかかっていると述べた。