ETHFIシーズン2の配布が開始｜暗号資産のトレンド

1. 主な取引所のトレンド

• Binance HODLer Airdropsが最初のプロジェクトBanana Gun（BANANA）をローンチ。このトークン・エアドロップ・プログラムは、BNBホルダーのBNB残高の過去のスナップショットに基づき、トークンのエアドロップで報酬が配布される。Simple EarnでBNBに申し込むことで、ユーザーは自動的にHODLerのエアドロップ（およびLaunchpoolとMegadropの報酬）の資格を得られる。

2. 暗号資産のトレンド

• 暗号資産取引会社Wintermute Tradingは現在、新たな資金調達ラウンドに向けて協議している。1億ドル相当の株式を売却する予定で、新株も発行する意向だが、正確な金額は未定である。交渉は現在進行中であり、詳細は決まっていない。

• Lensは今後1〜2か月でZKsyncの公開テストネットをリリースする予定で、第4四半期にはZKsyncネットワークに移行することを目標としている。Lens V3は、ネットワークがZKsyncに移行した直後にデプロイされる予定である。

• 7月18日、インドの暗号資産取引プラットフォームWazirXがハッキングされ、イーサリアムネットワーク上のマルチシグウォレットが侵害された。総額2億3,490万ドルが新しい‌アドレスに移された。各取引の発信者はTornado Cashによって資金を調達した。

• ether.fi財団は、ETHFIシーズン2の配布を開始したことを発表。

• IoTeXは新しい2.0ホワイトペーパーを発表し、レイヤー1チェーンから「DePINモジュラー型オープンエコシステム」への重要な戦略的アップグレードを示した。モジュラー型インフラ、統合モジュラー型セキュリティプール（MSP）、革新的な経済フライホイールモデルを通じて、IoTeXは1兆ドル規模のDePINセクターの急成長への道を切り開く。

3. 資金調達のトレンド

• 暗号資産投資プラットフォームのTruviusが、Galaxy Venturesが主導し、New Form Capital、Chainview Capital、および非公開のエンジェル投資家が参加するプレシードラウンドで320万ドルの資金を調達。

• RWA（リアルワールドアセット）信用プロトコルのZivoeが、Andrew Keys、Iceberg Capital、Concaveが参加する資金調達ラウンドで835万ドルを調達。

• ビットコインのOrdinalsレンディングプラットフォームであるLiquidiumは、Wise3 Ventures、Portal Ventures、Asymmetric Capital、CMS Holdings、Newman Capital、NGC Ventures、AGE Fund、VidenVCなどの参加を得て、シードラウンドで275万ドルの資金を調達したことをXで発表した。

• ブロックチェーンデータネットワークのChainbase、Tencent Investment GroupとMatrix Partners Chinaが共同主導するシリーズA資金調達で1,500万ドルを調達。他には、Folius Ventures、Hash Global、JSquare、Mask Network、Bodl Venturesなどが参加。

• ブロックチェーン・データプロバイダーのAllium、Theory Venturesが主導するシリーズA資金調達で1,650万ドルを調達。

• OKX Venturesが、zkLinkへの戦略的投資を発表。zkLinkが開発したzkLink Novaは、ゼロ知識証明技術に基づくマルチチェーン・アグリゲーション・レイヤー3ネットワークである。

4. 規制のトレンド

• 7月18日、香港金融管理局はステーブルコイン発行者sandboxの参加者リストを発表した。

• コインテレグラフによると、米連邦判事は暗号資産・株式取引プラットフォーム、Robinhoodに対する集団訴訟を承認した。判事は、ワシントン州で迷惑メールを送信できる「友達紹介」プログラムに関する訴訟を解決するため、Robinhoodに900万ドルの支払いを命じた。