Sushi Labs、ApeChain上でネイティブDEXのSaruを構築｜暗号資産のトレンド

1. 主な取引所のトレンド

• バイナンス、2024年8月8日午後7時（日本時間）にToncoin（TON）を上場。サポートされている現物取引ペアには、TON/BTC、TON/USDT、TON/FDUSD、TON/TRYがあります。

2. 暗号資産のトレンド

• 世界的な資産管理大手フランクリン・テンプルトンがArbitrum Foundationと協力し、イーサリアムのレイヤー2ネットワークであるArbitrum上にOnChain U.S. Government Money Fund（FOBXX）をローンチ。

• 政策グループのUSABTCは、ドルの世界的優位性を確保しつつ米国経済を後押しするため、ビットコインのための画期的な非課税デジタル経済圏（DEZ）を提案している。同イニシアチブは、キャピタルゲイン課税なしでビットコインを取引・蓄積できるが、償還時には課税される非課税DEZの創設を提唱している。

• ブルームバーグの報道によると、Ripple Labs社が1億2,500万ドルの罰金支払いを命じられたことを受け、主要暗号資産は木曜日に小幅上昇した。同社はこの判決を米国証券取引委員会（SEC）に対する勝利と受け止めている。

• ブラジル証券取引委員会（CVM）は、QRが提供しVortxが運用するSolanaベースの現物上場投資信託（ETF）を承認した。

• ApeCoinはX（Twitter）においてSushi LabsがApeChain上にネイティブDEXのSaruを構築することを発表。Saruは日本語で「猿」を意味し、APEのエコシステムに対するコミットメントを反映していると言われている。

• GMXの公式リリースによると、GMXコミュニティは収益分配モデルを「GMXを買い戻し、GMXを分配する」内容に変更する提案への投票を開始し、GMX DAOから過半数の支持を受け、現在実施に向けて進んでいる。

3. 資金調達のトレンド

• AI主導の流動性分配プロトコルQuantlyticaが、Polygon Labs Ecosystem Fund、Web3Port Foundation、Eureka Partners、DWF Ventures、Connectico Capital、ZBS Capitalなどが参加する資金調達ラウンドで100万ユーロを調達。

• TONの貢献者チームTONXは、SNZ VenturesとSummer Venturesが主導する400万ドルの資金調達を完了。以前はTON Venturesが主導していた。

• ZKオーダーブック取引プラットフォームのVesselは、Sequoia Capital、Scrollの共同創業者であるSandy PengとYe Zhang、Avalanche Foundation、Algorand Foundation、IMO Ventures、Folius Ventures、Incuba Alpha、そしてエンジェル投資家グループの参加を得て、1,000万ドルのシードラウンドによる資金調達を完了。

4. 規制のトレンド

• TASSの報道によると、ロシアのプーチン大統領はロシアでの暗号資産マイニングを合法化する法律に署名。署名された法律は、デジタル通貨マイニング、マイニングプール、マイニングインフラ事業者、アドレス識別子、マイニングプール活動を組織する個人など、新しい概念を導入した。

• ニューヨークの判事は、破綻した暗号資産取引所FTXとAlameda Researchに対し、米国商品先物取引委員会との和解の一環として、FTXの債権者に127億ドルを返済することを最終承認した。